男性と女性では『コミュニケーション』の取り方と表現の仕方が違います。
女性は五感を使ってコミュニケーションを取りますよね?
素敵な色の洋服、肌に触れるその生地にはフワリと気持ちが良い物を身にまとい、心地が良くなる香りを漂わせ、美味しい物を食べながら、おしゃべりをする…。
視覚(洋服の色)、感覚(洋服の生地)、嗅覚(香り)、味覚(食べ物の味)、聴覚(相手の声、おしゃべり)
まさに女性は、五感すべてでコミュニケーションを取りますよね。
あなたの側を、モフモフな猫が通りかかったら、たまりませんよね〜
その点、男性はシンプルで効率を求める傾向があります。
特に男性の部屋で書斎と言われる所は、まさにシンプルです。女性にしてみれば寂しい、物足りない感覚に襲われることでしょうね。
男性が物事を話す時、その内容を脳の一部で話す言葉を検証していて
目次
- 1 「今話していることはポイントある!よし、話してもいいぞ!」
- 2 「男の人は無口」
- 3 「男は多くを語らない…。」
- 4 「君、要点をまとめて簡潔に話してくれたまえ。」
- 5 『自分が”言いたいことを見い出す”ために話しをしている』
- 6 「お話というのは?」
- 7 「どうしたも、こうしたもないんです!聞いてください!」
- 8 「落ち着いてください、一体どうされましたか?」
- 9 「私…、どうしたらいいか分からなくて…」
- 10 「と言いますと、どういうことですか?」
- 11 「私なりに考えたのですが…」
- 12 「宮さん、私の話を聞いてくれて、本当にありがとうございました!」
- 13 「問題はまだ、何も解決してないじゃないか!」
- 14 「ねえ、聴いて欲しいことがあるんだけど…。」
- 15 「俺で良かったら相談に乗るよ!」
- 16 男というのは優しいのですよ。
- 17 「ねえ、ちょっとで良いから、話を聴いて欲しいの…。」
- 18 共有:
- 19 いいね:
「今話していることはポイントある!よし、話してもいいぞ!」
という具合に頭の中に『監督』のような存在がサインを出しているのです。
「男の人は無口」
そんなイメージを持っている女性も多いかと思います。
男性が黙っている時は、考え事をしていたり、表現する言葉を選んでいる時が多いのです。
「男は多くを語らない…。」
男が話す為には「目的」が必要なのです。つまりは「オチ」を考えています。
お笑いのオチではありません、話の目的を簡潔にまとめれると、男は『快感』すら覚えるのです。
女性の皆さんで、男性の上司にこんな事を言われたことはありませんか?
「君、要点をまとめて簡潔に話してくれたまえ。」
まさにシンプルです。
男性同士の職場だと、彼らはそれを常に求められています。男同士では、問題が少ないことにこしたことはないのです。
しかし、女性は全く違いますよね?
女性は問題を解決する為だけでなく、ポイントを伝えるために『会話を選ぶ』ことをしています。
女性は『今の感覚的を言葉にして話す』と言ってもいいでしょう。
女性は話しの内容に意味なんて無いことは普通だし、ストレス解消に『会話』は欠かせませんよね?
その時に、会話で問題解決なんてしないのは、女性であれば当たり前です。
ガールズトークがいい例だよね。
女性は男性のように、理論でポイントを伝えることもできます。
ただ、「違う理由」で話していることもしばしばだという事。
男には、その「違う理由」が理解出来ないのです。
女性は
『自分が”言いたいことを見い出す”ために話しをしている』
ということなんだよね。
でも、男はその事を知らないんだ。
話しの始めは『その話』が最終的に、どういう話しになるかなんて、考えていなのは女性であれば普通のこと。会話の中で着地点を見つけることは当たり前だよね。
男は「この事」を理解出来なくて困ることがあるんだよ。だって、男は問題解決のために『会話』をするんだから無理もないよね。
男は常に、スッキリしたいのさ。男は“溜まる”ことが苦痛なんだ。出したくてたまらない。空っぽになりたいのさ。
その点、女性は満たしたいでしょ?
常に満たされたいでしょ?
空になるのなんて嫌でしょ!?
男とは逆なんだよね。まあ、そこが男と女が引きよせ合い、愛し合い、面白いところなんだよね〜。(笑)
もう少し男女のコミュニケーションの違いを話すと、私はクライアントよって「傾聴」と「コーチング」を使います。
傾聴とは・・・良好な人間関係を作り、信頼関係をつくる基礎であり、温かい心で相手の話を一生懸命に相手に耳を傾けて聴くこと。
コーチングとは・・・ティーチングは答えを教えることもですが、コーチングは個人の能力を可能な限り引き出したり、問題解決に繋がる質問を投げかけ、相手が自分自身で答えを出せる様に、導くサポートのこと。
私はクライアントによって、コーチンングと傾聴を使い分けています。
また、男性か女性かで、傾聴とコーチングを使い分けています。
以前、ある女性が私を訪ねて来た時の話です。
「お話というのは?」
「どうしたも、こうしたもないんです!聞いてください!」
「落ち着いてください、一体どうされましたか?」
「私…、どうしたらいいか分からなくて…」
「と言いますと、どういうことですか?」
「私なりに考えたのですが…」
彼女は永遠2時間、話し続けました…。
そして、彼女が最後に言った一言が…、
「宮さん、私の話を聞いてくれて、本当にありがとうございました!」
そう言ってスッキリした表情をしていました。その時、私がしたことは「傾聴」ですね。
ここで男性ならば、
「問題はまだ、何も解決してないじゃないか!」
と思うのです。
しかし、女性は『そこ』まで行くのに『話す』必要あるのですよね。
これは「良い」とか「悪い」ではなく、男性と女性のコミュニケーションを取り方が違うのです。
男性は話を聴けない人が多いのは「問題は解決してナンボのモン」だと思っているからです。
「ねえ、聴いて欲しいことがあるんだけど…。」
「俺で良かったら相談に乗るよ!」
ちょっと待って…、もうおかしな事になってるよ。
彼女は「聴いて欲しいことがあるんだけど…。」そう言っているのに、彼は「相談に乗るよ!」と言っちゃってる。(汗)
男というのは優しいのですよ。
彼女が元気を無くして、
「ねえ、ちょっとで良いから、話を聴いて欲しいの…。」
なんて言われたら、男は彼女を元気付けて上げたいと思うのです。
その方法は“彼女の問題を解決”することで、彼は彼女の役に立てると思うのです。
ですから、男性があなたの問題解決してくれているということは、あなたの笑顔が見たいからなのです。
男性は速やかに女性の問題を解決して、「笑顔のあなた」と過ごす時間を楽しみたいのです。
男性は「あなたの笑顔」を何としても見たいのです。その為なら男はアホにも成りますし、時にはお金も惜しみなく使います。
男の”プライド”にかけても、あなたの笑顔を見たいのです。
【彼が進んでプロポーズしたくなる”私”になる4ステップ】
プロポーズさせニスト 宮 弘智
【話し相手、愚痴聞きをお探しなら】
聴き上手の宮 弘智へ