このブログを初めてお読みになる方は最初に→【あげまんとは?】をご覧ください。
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以前、このようなメッセージをいただきました。
良い気づきがあったので、皆さんにもシェアしたいと思います。
宮さんのBlogをいつも楽しみに購読させていただいています。
私は30代の男なのですが、2年お付き合いした彼女と結婚しようと思っています。
先日、その彼女にプロポーズしたのですが喧嘩やすれ違いが多く、なかなか結婚までこぎ着けておりません…。
この悩みを職場の既婚者の同僚に相談しております。
同僚は誰が見ても「円満夫婦」なので、わからないことはすぐその同僚に聞いています。
同僚の奥さんは「できた奥さん」でなのですが、同僚はその奥さんのことで相談できる『コミュニケーションの専門』の友人がいるそうです。
ですが、私にはそのような『コミュニケーションの専門家』の友人がいないのです…。
私もこの相談を誰に聞いたらいいのか?と思い、宮先生にメッセージしました。
同僚の夫婦は私の憧れでもあり、私も「良い夫婦関係」を築きたいと思っております。
しかし、最近ではその上司とも距離が出来たようにも感じます…。
同僚は仕事に厳しく、仕事もバリバリ出来て奥様からも尊敬されているのです。
最近では、彼女のことを相談できる相手がいなくなってしまいました…。
彼女との関係を良くしたいのですが、なかなか上手くいきません。
私はまだまだ「異性のコミュニケーション」を知らない気がします…。
どうしたらいいのでしょうか?
この文章を読んで皆さんは、どのように感じられましたか?
文章には必ず、書いた人の「意図」というものがあります。
意識していなくても、無意識に「意図」が隠れているものです。
その同僚は、わからないこと相談できる”コミュニケーションの専門家の友人”がいるけれど、自分には気軽にわからないことを相談できる友人がいないから「宮さんに聞くことにした。」ということです。
お会いしたこともないのに、私は「気軽に聞ける友人!?」とされている訳です。
「わざわざこのメッセージを書いてくる『意図』が何なのか?」
というところに、この男性の意図を読み解く鍵が隠されているのです。
これはどういうことですか?というと…
「”タダ”(無料)で教えてもらいたい!」
という意識からきているわけです。
ですので、こういう人に、
「タダ(無料)で教えてしまうと逆効果になる。」
のです。
タダ(無料)で彼を助けてしまうと、彼の成長につながらいのです。
私の友人でも…
「ねえ宮さん、彼女のことで相談したいことがあるんだけど…。」
「宮さん、どうしたら彼氏ができるのかな?」
「宮さん、あげまんになる方法ってどうしたらいいの?」
「宮さん、メディアやテレビ番組に取材されるにはどうしたらいいの?」
「ちょっとで良いので、私に宮さんのコーチングして欲しいんです!」
と言ってくる人がいるのですが、そういう人たちは”タダで教えてもらいたい!”と思っているのです。
この内容を読んでいる方で経営の方、自分で会社やお店をしている方、個人事業主の方には役立つと思う内容であり、「恋愛」や「異性関係のコミュニケーション」を考える上で大事な考え方でもあるので、あえて「その心理」を探っていくことにしましょう。
目次
◆交換条件に「タダ(無料)という選択」はそもそも無いとは?
『コミュニケーションの専門家』の友人は、わからないことを何でも聞ける友人がいるのは、
”お互いに同じ量のエネルギーを交換し合っている関係”
ですから、「タダ」(無料)でもアドバイスや意見を聞き合える関係が成り立っているのです。
私にも”お互いに意見を聞き合える友人”がいます。
まさに、
「お互いにエネルギーを交換し合える関係」
という、お互いにそういう絆があるのです。
しかし、”彼は「タダ」(無料)でもらいたいだけ…。”なのです。
彼が「何かを教えてもらいたい!」と思うとき、相手は…
・知識
・知恵
・経験
・時間
・エネルギー
そして命までも…。
それらを使って「交換」しているのです。
しかし、タダでもらおうとする相手は「そのこと」をわかってない場合が多いのです。
◆「タダ(無料でもらう」=「奪っている」と知ろう。
以前に【助言を求めてくる「お客様ではない相手」と関わるときの3つの方法】という記事の中でも書きましたが、この「相談に乗ってもらう」という『もらう』という言葉は一見可愛く聞こえますが、実は…
「相手から奪い取っている。」
ということなのです。
「奪い取っている。」とわかると、人は「え!?それはもうやめよう!!!」と思いますよね?
『もらう』という言葉は可愛く言ってる間は、ただ都合良く言っているにすぎないのです。
そういう人たちに会うたびに、いつも「教えて〜!教えて~!」とか「聞いて〜!聞いて〜!」とか言われているであろうその同僚は…
「ヤバい!こいつにエネルギーを奪われる…。」
と感じとっているのでしょうね…。
だから、同僚は彼から疎遠になって離れて行くのです。
エネルギーを奪いに来る人たしは
「学ぶ姿勢を知らない人たち」
私の元にも…
私の「エネルギー」や「愛」を奪いに来る人たち
がいます。
私もそういう人たちとは、疎遠になりたいと思います。
よく伴侶やパートナーに対して、同じように、
♀「もらって当然だわ!」
とか、
♂「与えるの愛だろ!」
と思っていると、相手は…
「やばい!この人にすべてを奪われる!!!」
と感じとりますから、確実にパートナーシップは長続きしないのです。
まず、自分が「学びたいこと」や「わからないこと」に対しての教えを請うときには…
「学ぶ姿勢」
というものを見らていると思ってください。
「学ぶ姿勢」に関しましては、以前に【可愛がられる人、そうではない人の違いとは!?】という記事を書きましたので参考にしてみてください。
少なくとも私はそう確信しています。
(画像イメージ:思考停止状態の女性)
相手から「もらいたい!」と思っている状態の人の頭の中は、ほぼ「思考停止状態」になっているものです。
本当に解決をする意志があるなら、いま学んでいる心理学やコミュニケーションスキルを自分自身のケースに当てはめて、自分の問題解決をすることです。
ですから、見知らぬ私に聞くよりも、その同僚の友人の「コミュニケーションの専門家の先生」に聞いた方がずっと良いと思いますし、親身になって相談に乗ってくれることと思います。
本当に困っているときが”自分を変えるとき“で
「タダ」(無料)では変わらないとは?
彼が本当に「彼女との関係」を良く変えたいのであれば、そのコミュニケーションの専門家の先生の有料のセッションを受けられる方がずっと良いと思います。
そして、何より「本当に何とかしたい!」とか「この状況を良くしたい!」と思っているのなら、すでにそうしているはずなのです。
ですから、彼の本心は…
「本当に何とかしたいと思ってない…。」
ということなのです。
私のワークショップにいらしていただいてもいいですが、これらには「料金」(お金)がかかります。
だいたい無料やタダで得られたものというのは、結局は「へ〜、なるほどね〜」で終わってしまって身に付くことは無いですからね。
人は”自分の大事なお金”を支払うときに初めて…
「よし、自分を変えよう!」
と思い「やる気のエンジン」がかかりますからね。
私がワークショップの料金を講座振り込みにして、当日支払いを受け付けない方針をとったのも、この自分を変える「やる気のエンジン」をきっちりかけてもらいたいと思ったからです。
◆自分を変えたいときの「お金」のエネルギーを理解しよう
ワークショップに参加した方からお伺いするのは…
「ワークショップに申し込んだ時点から、どんどん自分が変わり始めるのを感じました!」
という感想をよくいただくのです。
講座やワークショップというのは、受講する時間だけではなくて、申し込みをしたその瞬間から”やる気のエンジンの回転数”が上がっているのです。
彼氏ができたり、彼にプロポーズされたり、「結果を出す人」というのは、この「お金」という価値をもの凄くよくわかって使っているように思えます。
◆自分と相手のエネルギーの差を埋めるために必要な「お金のエネルギー」とは?
自分が相手と情報を交換したい!と思っても出来ないときがあるのです。
そのときは、「自分のエネルギー」と「相手のエネルギー」に差があるのです。
わかりやすく言えば、「自分の持っている情報」が「相手が欲しがっている情報」に比べて古く使えない情報だと、”交換条件として釣り合わない”のです。
そのときは、「お金が必要になるときがある」と覚えておくと良いでしょう。
相手が持っている「知識」「パワー」「人望」「情報」「行動」「体験」「影響力」「知恵」など、そのすべてが…
「エネルギー」
なのです。
「お金」も立派な「エネルギー」ですから、それと交換することであなたが欲しい「情報」が手に入るというわけです。
私もあれこれ相当お金をかけて、セミナーや講演に参加して色々と学んできましたつもりです。
そのときの自分にない「知識」や「スキル」や「体験」を吸収し、そのときの自分が使えるように応用したからこそ、今の私がここにいるのです。
◆最後に
「無料やタダでやるほど、エネルギーの無駄使いをしているものはない…。」
ということです。
食事もタダで食べると味わって食べることを忘れてしまったっりして、食に対する「ありがたみ」や「感謝」を忘れてしまうんですよね…。
何事も「代価」をはらうことで「感謝」や「命のありがたみ」を知るのです。
この世界で「価値を得る」ということは、それに値する「代価」が必要だということを覚えておくといいですからね。
「価値」をタダで得てしまうと、「無」に変えてしまうだけですからね。
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