今日紹介するお話は、人によって「ショックで寝込んでしまう…。」ぐらいの話をしたいと思います。
以前、私の元にくる相談内容で…
♀「彼が浮気をしているので、浮気相手の女から彼を取り返したい!」
という、女性からの相談内容がありました。
まず、皆さんにお伝えしておきたい内容で…
『「恋愛」と「戦」はまったく違う』
ということです。
「戦」とは、”相手の弱みに付け込んで攻めればいい”のです。
ですから、「相手の弱いところを見つける」というものが、殺し合いです。
しかし、戦争以外の対外のことは「共存」と「共栄」です。
それは、『活かし合い』のことです。
もし、あなたの彼が浮気をしたときに、浮気相手の女性を見て…、
♀「あの女は、ここと、あそこが『私』より、劣って(おとって)いるんです。」
と言って、『相手の悪いところ』ばかり言っている人がいたら、その人は…、
絶対に”浮気相手の女性”には勝てません。
それはどうしてですか?と言えば、
「彼女は、あそこと、あそこが、『私より』劣っているわ…。」
と言っているってことは、自分がそれが得意だから…
”相手の劣っているところ”
を見ているのですのですよね?
ですから…
「この部分は『私』の方が勝っている。」
って言いたいのです。
ところが、相手よりもあなたの方が「勝っている部分」がそれだけあるのに、あなたの彼は『浮気相手の女性』に取られちゃうんですよね?
それって、その浮気相手の女性には、あなたよりも勝っている『良い所』があるから、彼が”その女性の所”へ行ってしまうのです。
それを、相手の『悪い所』ばかりを探して、自分よりも勝っている相手の『良い所』を研究しようとする人は少ないのです…。
確かに、『相手の欠点』ばかり見つけて、あれこれ言えば、気持ちはスーッと楽になり、その場は気が治ります。
だけど…
「実際には、その相手に、何一つ勝てていない…。」
のです。
目次
◆「愚痴」ばかり言う日本が世界一になれない理由とは?
よく言われていることですが、日本は経済的に当分の間は「アメリカ」に勝てないと言われています。
テレビの中で、日本の評論家の方々は”アメリカの欠点”ばかり言っては…
「アメリカは民主主義で、ここが悪い、あそこが悪い…。」
などと、アメリカの『悪い所』ばかり言ってるのです。
しかし、それだけ『悪い所』があるのに、今の日本はそれでもアメリカに負けているのです。
ですから、『悪い部分』を探すより、『良い所』があるから勝っているのです。
その『良い所』をマネして学ばない限り、日本は「アメリカ」を抜くことなんてできません。
ですから、気持ちをスーッとしたいが為に「愚痴」を言っていたいなら、”そういう人たち”で集まってグチグチ言っていればいいのです。
でも、わかる人がそれを見れば…
「あ…、この人は、あの人に『本気で勝つ気』はないんだ…。」
とわかってしまうのです。
「『負け犬の遠吠え』をずっと言っていたんだ…。」
それだったら、それでいいのです。
これは、ビジネスでも同じです。
「あの社長は◯◯なんだ!まだうちの会社の方がいいよ!」
「あそこの会社は、ここが良くない、あそこが良くない!」
って、それだけ良いはずなのに、あなたは負けているんだよね?
あなたの会社は負けているんだよね?
「どうしてあの人ばかり仕事が舞い込んで、お客がたくさんいるんだろう?」
ビジネスで言えば、相手の会社には『自分』を上回るほどの『良い所』が必ずあるのです。
浮気をされて彼を奪った相手の女性には…
「あなたには無い『良い所』が必ずあるのです。」
ってことになるのです。
その『良い所』を学ぼうとしたとき、相手の『悪い所』なんてどうでもよくなるのです。
それはどうしてかと言えば…
相手よりも『あなたが勝っている所』が必ずあるわけで、あなたの方が勝っているのです。
しかし問題なのは、あなたが相手より「勝っている所」ではなくて、「あなたの負けている所」が問題なのです。
あなたが真剣になって、じっと相手を「良い所」を見つめ直したとき、初めて相手に対して『敬意』という心が出てくるのです。
「あの女性…、すごいわ…!」
「あの人は影で『こんな努力』をやっていたなんて…。」
と、相手の「良い所」が色々と見えてくるのです。
ですから…
「あの人の◯◯がよくないのよ…。」
「私の方が、ここが勝っているのよ!」
そう言ってしまうことが『負け犬の遠吠え』を言っていることになるのです。
恋愛や男女関係で言えば…
♀「彼女って、凄いの!ここと、ここが、とっても凄いの!」
♂「あいつは俺より、あそこと、あそこが、凄いんだよ!」
ビジネスで言えば…
「あそこの会社は、ここと、あそこが凄いんだよ!」
「あそこの社長は素晴らしい!この部分が凄いんだ!うちの会社もマネしてみよう!」
などなどと、相手のことを褒めだしたら、敗北じゃなし、降参じゃないんです。
以前に【人生は「参りました…。」と降参した人の勝ち!?《降参や負けを認めるのが大嫌いな人は必見!》】という記事を書いたので参考にご覧ください。
「負け」や「降参」って言うのは、相手の『悪い所』を探し出して突っついては…
「あの人より、私の方が勝ってるわ!」
「あの会社より、うちの会社の方が勝ってる!」
そう言っちゃってることがまさに…
「降参」「敗北」
なのです。
私はそういう人を見たり、敗北フラグを言っている人を見ると…
宮「あ…、この人、もう心が『降参』してる…。」
と思うのです。
そういう人は『相手のいい所』を学んで、このチャンスを乗り越えようとしてないのです。
「ここと、ここが、あの人は凄いんだよ!」
「これは、私もマネしないとダメだわ〜!」
そう言っている人は…
宮「この人、上がるぞ!この人は成功するぞ〜!」
と思うのです。
それから、
「『あの人』は、ここと、あそこが強いの!私は、ここと、ここが『あの人』に勝ってるわ!」
これは『強み』を言っているように聞こえますが、そうではありません。
これこそ…、
『負け犬の遠吠え』
なのです。
それを聞いたとき「この人は勝てない…。」そういう見方ができると、「人間関係」や「世の中」がよく見えてくるのです。
それだけ相手に「粗(あら)」があっても、あなたより上だってことは、”相手にはよほど良いもの”があるってことですからね。
「その『良いもの』って、一体何だろう!?」
そう思ったときに、もう相手の『悪い所』になんて目がいきませんよね?
人間の頭は「二つのこと」をいっぺんに考えられないようになっているのです。
相手の「粗(あら)探し」や『悪い所』を探していたら、相手の『良い所』は見えなくなります。
逆に相手の『良い所』を探しているときは、相手の『悪い所』なんて目がいきません。
「人間は、二つのことを同時に考えられない」
自分が「負け犬の遠吠え」を言っていないかを意識してみましょう。
ですから、あなたのライバルに対して…
「あの人は、ここと、ここがダメなんだ。」
などと、”相手の粗探し”を言い出したら…
「あ、この人は『降参』しちゃったんだ…。もったいない…。」
と思ってください。
それよりも、相手の『良い所』を…
「あの人は、ここと、ここが、凄いのよ!私も見習わないといけないな〜!」
と言ってたら、
「あ、この人はやがて「あの人」に勝つぞ!」
と思ってください。
◆まとめ
「相手の『悪口』を言った方が負け」
ってことです。
そう思って、じっと見ると世の中の色々なことが見えてきますからね〜
弱い者いじめをする人は、自分が弱いと思われたくないから「弱い者いじめ」をするのです。
強い人はすでに強いのですから、誰かを「いじめる理由」なんてないのです。
さげまんの人は「あげまん」と思われたいですから、「私はあげまんよ〜❤︎」と”あげまんアピール”をするのです。
しかし、本当のあげまんはすでに「あげまん」ですから、「私はあげまんよ〜❤︎」と”あげまんアピールをする必要が無い”のです。
自分を上げたいと思うのであれば、相手の『良い所を観るクセ』や「あの人は凄いな〜!」とか『相手の良い所を褒める習慣』を意識して『自分を上げる口ぐせ』を身につけましょう。
《お知らせ》
6月20日から半年に渡ってあげまん女性を育成する【あげまん養成講座 二期生】がスタートします。
ブログで話している内容はもちろん、ブログでは話せない”丸秘なお話”を宮が直接お伝えしていきます!
定員になり次第募集を締め切りますので、参加をご検討の方はお早めにお申し込みください。
↓2015年 ワークショップ・セミナー・講座・随時開催中!↓
◆「あげまん」になるための聞き上手ワークショップ講座《女性限定・男性限定》
◆【素敵なパートナーに出会うためのマーケティング講座】《女性限定・男性限定》
◆【あげまん養成講座 二期生募集開始 6月〜11月(全6回グループワークショップ)】
↓宮 弘智ホームページはこちら↓
◆あげまんコンサルタント
彼氏やご主人を成功させたいという願望を持つ女性のための、通称“あげ活女子”のための新たな恋愛カウセリングサービスです。
◆プロポーズさせニスト
彼が進んでプロポーズしたくなる”私”になる4つのステップを解説しています。
◆「あげまん養成塾」スタート《二期生募集中!》
今まで「あげまんコンサルタント」では個別のセッションをしてきましたが、2015年から10名限定で楽しみながら”あげまん認定”を行う「あげまん養成塾」を募集中!
◆結婚相談所に頼らなくても生涯のパートナーに巡り会えるアラフォーからの婚活コンサルティング
「結婚相談所に頼らなくても生涯のパートナーに巡り会いたい!」という思いを持つ女性のための新たな恋愛カウセリングサービスです。
↓テレビ・メディアで紹介されました↓
◆このブログの「メール読者登録」をすると更新情報をいつでも受け取れます。
→登録はコチラから