皆さんはパブロフの犬の話は知っていますか?
梅干を見ると、唾液が出てくる経験は誰にでもありますよね?
犬に餌を与えず、お腹を空かせた状態にして鐘を鳴らし、犬に餌の肉を出します。すると、犬は肉を見て唾液を出すのです。
そのプロセスを何回か繰り返して、次から犬には肉を見せなくても鐘を鳴らすだけで、その犬は唾液を出すようになすのです。
つまりは、反射条件ですね。
これは「アンカー」と言われるものです。
簡単に言うと、特定の気持ち、あるいは反応を引き起こさせる特定の刺激になります。
このような事が毎日、彼と彼女との間に起きています。
彼と会う…。
彼と電話して声を聞く…。
彼の顔を見る…。
あなたは彼と接していく中で、彼との関連付けを見つけていきます。
つまりは、『相手の心の存在に対して解釈が決まって行く』ことになるのです。
愛が壊れるとき、原因は99%と言えるほど、このマイナスのアンカーが影響しています。
旦那、もしくは彼が家に帰って来たとします。
そして、あなたに言います。
目次
「おい! 風呂! 飯! 疲れているんだから早くしろ!」
「ごめんなさい…。」
すると、あなたはとても嫌な気持ちになりますね。
そこで、彼に対してアンカーネガティブなアンカーが芽生え始めます…。
つまりは、旦那、もしくは彼が帰って来るだけで嫌な気持ちになるのです…。
次の日に、あなたは彼の為に美味しい夕食を用意して、彼の帰りを待っていると…。
「あなたお帰りなさい。あれ、夕食は召し上がらないの?」
「疲れたからもう寝る!」
と言い放ち、彼は布団に入ってしまいます。
また、彼に対してもっと嫌な気持ちになってしまいます。
そうして何度も何度も嫌な経験を繰り返していくのです。
そして、いつの間にかに「彼が大好きだったあなた」はもうそこにはいません。
彼が家に帰ってくるだけで、嫌な気分になるのです。
ついに彼が生理的に受け付けなくなる存在になるのです…
つまりはマイナスのアンカーというわけですね…。
ではどの様にしたら良いのか?
それは次回のブログでお話していきましょう。
【彼が進んでプロポーズしたくなる”私”になる4ステップ】
プロポーズさせニスト 宮 弘智