『偉大な力を身につける日まで出発を引き延ばすな。
動かないことはあなたをさらに弱めることになるからである。
明確に見えるようになるまで出発を引き延ばすな。
光に向かって歩まなければならないからである。
この第一歩を踏み出す力はあるか。
必要性が一目瞭然のこの小さな行いを実行する勇気はあるか。
この第一歩を踏み出し、その行いを実行せよ。
その努力を達成することで、
あなたの力は尽きることなく倍増されることに驚くであろう。
そして次に実行すべきことが明確に見えるようになるのである』
― 神学者 フィリップ・ベニエー フランス
まさしくコーチングのメカニズムを語っているようで、私が好きな言葉です。
人が何かをやろうと考えた時、「まだ自分にはその力も資格もないのではないか…」と思って、行動に移すことに躊躇してしまうことがあります。
「貯金がたまったらやろう…。」
「自分に自信が持てるくらい実績が出来てからやろう…。」
「まずは、結果をだしてから行動に移そう…。」
本当にやりたい事や夢に条件をつけて引き伸ばす…。時というのは何事もなかったかのように月日は流れ、結局何も変わっていない自分がそこにいる…。
私は、この思考に成らないように、
フィリップ・ベニエという人の詩を朝と夜に独り言のように言っています。
人間は自分に力やスキル、能力や実績がついてからできる様になるのではない。
はじめに「なりたい自分のイメージ」があり力やスキル、能力や実績がついてくるのです。
「描いているイメージが先」で、どの様に進めるか…、「やり方」や「方法」や「進め方」は後から考えるのです。
このフィリップ・ベニエの詩は、その事をいつも思い出させてくれます。
本当にすばらしい詩です。
人は情熱で心が揺さぶられ、
熱い思いが行動を駆り立てる、
そして次の道は見えてくる---
本当にその通りだと思います。
どんなことでも、構わないのです。
まず、小さな一歩を踏み出してみることです。
あなたの先延ばしにしてきたことは何でしょう?
思い切って行動してみると、障害と思っていたことが、
実は障害でもなんでもないことに気づいたりします。
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