人生のパートナーと上手くやっていく為には、愛のことだけでは不十分といえます。
男女というものについて、深く学ぶ必要があるといえましょう。
そして、学べば学ぶ程に「お互いの愛」をもっと深くすることが出来るのです。
そして、男女関係を理解するためには、セック◯の話は避けては通れません。
セック◯とは生殖行為であり、子孫を残す上でもっとも大事な行為です。
心理的に言うと、セック◯は…、
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「与えることと、もらうこと」
の比喩に過ぎないと思います。
男性のエネルギーは「ギフト」を与えることで、女性のエネルギーはその「ギフト」を受け取る事なのです。
男性のエネルギー(ギフト・与える)とは遺伝子の情報を持った精子であり、女性のエネルギーとはその精子を受け取る(もらう)卵子と母体とも表現されます。
また、男性のギフトとは”女性が受け取る全てのもの”を表現しています。
したがって、エネルギー的に言うと男女双方がいなければ、愛の存在もあり得ないのです。
ギフトを差し出す人がいる、それを受け取る人がいることによって、初めて「愛」というものが成り立つのです。
これはエモーション(感情)に換言すると、愛(差し出す人)と感謝(受けとる人)ということになるのです。
愛とは差し出すギフトのことであり、感謝とはそれを受け取る気持ちということになります。
私がセッションやセラピーを行うことで、毎回新たな発見をする事があります。
それは、セック◯に関する問題のほとんどで彼が”彼女にギフトを差し出すことが出来なくなってしまう…”ことなのです。
また、彼女も”彼のギフトを受け取ることが出来なくなった…。”というような精神上の問題なのです。
それは…、過去の恐怖症であり、トラウマであり、アイデンティティの喪失に起因している事があります。
強い男性的エネルギーと強い女性的エネルギーが惹きあうことは、自然の摂理であり、そのやり取りの中でお互いのギフトを差し出して、それを受け取り、そのサイクルの中に愛を発見するのだと思うのです。
そして、この世界において楽園を作り上げることが出来るとでしょう。
しかし、現代社会において、この男女双方のエネルギーのバランスが無残なほど崩れている事は言うまでもありません…。
今はそのバランスを取り戻して、男は男らしく、女性は女性らしくなって、お互いの価値を再発見し、それを大切にする時が来ています。
磁石が引き合うのは、互いに違うエネルギーを発しているからなのです。
しかし、このことを語ると「男女差別」と勘違いされ方も多いのではないでしょうか…。
男性は女々しくあっては、女性に相手にはされないのです。
女性が恥じらいを無くしては、それなりの男しか声をかけて来ないのです。
この現代はもっとも男女が”お互いのアイデンティティを表現出来る時代”なのです。