先日、「いのちの“選択” 「卵子凍結」に向き合う女性を取材しました。」という取材を見ました。
《フジテレビ系(FNN) 1月27日(火)12時53分配信のニュース》
(画像:FNNニュース「いのちの“選択” 「卵子凍結」に向き合う女性を取材しました。」より)
女性が第1子を出産する平均年齢が、近年の晩婚化にともない、現在では30歳を超えていいるデータが出ています。
そんな中、近年注目をされているのが「卵子凍結」に向き合う女性たちです。
(画像:FNNニュース「いのちの“選択” 「卵子凍結」に向き合う女性を取材しました。」より)
大阪市内のとある産婦人科では、卵子凍結セミナーが開かれて参加者の多くが30代半ばの女性たちで、セミナー参加者の女性は…
♀「この先、子どもは、ゆくゆく欲しいとは思っているんですけど、いつ妊娠できるか、ちょっとわからない状態です…。」
と語っていました。
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また、最近では女性ファッションのPRESIDENT WOMAN VOL.1 (プレジデント12.7号別冊)でも「卵子凍結」が取り上げられていて女性の注目を集めていました。
目次
そもそも「卵子凍結」とは?
(画像:FNNニュース「いのちの“選択” 「卵子凍結」に向き合う女性を取材しました。」より)
卵子凍結とは、女性の体内から卵子を取り出して、−196度の液体窒素で凍結、妊娠が可能なタイミングでそれを解凍し、体外受精させて、子宮に戻す技術のこと。
もともとは、癌などの病気を患った女性たちが妊娠ができるように研究されていたものを、およそ1年前に健康な女性でも卵子凍結することができるようになり、”女性のライフスタイルの選択の一環”として選択肢の一つとして可能になったそうです。
◆卵子の採卵は40歳で、子宮に戻すのは45歳
(画像:FNNニュース「いのちの“選択” 「卵子凍結」に向き合う女性を取材しました。」より)
日本生殖医学会は、「採卵は40歳まで、子宮に戻すのは45歳まで」としているそうなのですが、実際の年齢制限はガイドラインがあるだけで特別な拘束力はないとのこと。
今回の取材で産婦人科にて、「卵子凍結」をしている女性の半数以上が、40歳を超えているという報告が上がっているそうです。
慶応義塾大学(産婦人科学)吉村泰典名誉教授は…
「非常に妊娠率が低いことが問題。凍結の卵子で、生まれてくる妊娠率は、だいたい10%。自然妊娠で子どもを産んでいただくことが理想」
だと述べていました。
◆FacebookとAppleは卵子凍結の保険適用の打ち出した
(画像:FNNニュース「いのちの“選択” 「卵子凍結」に向き合う女性を取材しました。」より)
驚くべきことに、アメリカでは2014年にフェイスブックやアップルが、1人あたり最大2万ドル(およそ240万円)を上限に、卵子凍結用の補助を打ち出したのが話題になりましたよね?
【フェイスブックとアップル、卵子凍結に保険適用】
→http://www.cnn.co.jp/tech/35055153.html
男性も女性も社会で活躍する時代になり、仕事が忙しい男女の婚期はこれからもどんどん上がっていくし、女性の妊娠適齢期も年々上がっていっていくでしょうね…。
これは女性の問題だけではなく、不妊の原因の約40%は男性側にあると言われているんです。
男性側の不妊症の原因としては、精液所見の異常、性行為の障害などが挙げられています。
精子ドナーから「精子」を提供頂くことで、長年待ち望んでいたお子様を授かる「精子バンク」はすでに知られていますよね?
そのうち男性も「精子凍結」が求められるときが来るかもしれません…。
◆「自治体」や「居酒屋業界」が婚活を後押しする!?
注目されつつあるこの「卵子凍結」ですが、私は心から喜べないんですよね…。
それは、これからの女性たちにとって…
”妊娠適齢期に出産できる社会作りを進めていく方が大事なのではないか?”
と私は正直そう思うわけですよ。
町や自治体など市町村で「男女の出会い場」を企画提供して応援する「街コン」を開催したり、 最近では見知らぬ男女が相席をして”新しい出会い”を応援している結婚応援酒場の「相席屋」なる居酒屋が人気になってるそうです。
【結婚応援酒場 相席屋】
→http://aiseki-ya.com
私も【結婚相談所に頼らなくても生涯のパートナーに巡り会えるアラフォーからの婚活コンサルティング】という婚活支援をしていますが、町や字自体、飲食業界などが「結婚応援の基盤」をどんどん作って提供していくことが大事なんだと思います。
そして、私的には真面目に…
「入りやすいラブホテルをもっと増やせ!」
とか思うわけですよ。
(「ラブホテル」を使ってる男はモテない! はあちゅうが教える、社会人デートの常識・非常識)より
動画の中の女性のはーちゅーさんが言うように…
♀「昼間から入れるラブホテルに誘う男は嫌!」
♀「休憩とか言って”どんな顔”してラブホテルに入れば良いの!?」
♀「”エッ◯が目的”だけって、ラブホテルに入るのが恥ずかしい…。」
と思う女性の気持ちがあるんですよね…。(汗)
ですから、「美味しいビュフェ」が食べてたり、「癒されるスパ」が楽しめたり、”昼間から楽しめてオシャレなシティーホテル完備のテーマパーク”を作ったら良いんですよね?
【男と女はいくつになっても「男」と「女」でありたいと思う生き物。《セック◯レスに悩む女性》】の中でも書きましたが、 「良いムードになる場❤︎」(施設)と「良いムードになるシチュエーション❤︎」(イベント)をもっと作っていきましょうよ。
◆最後に
今回は「卵子凍結」について触れてきましたが、私一個人としては「卵子凍結」をせずに…
”妊娠適齢期に出産できる社会作りを進めて考えて提案して行きたい。”
という思いです。
しかし、色々な考えがあると思いますので「自分にとって良い選択肢をチョイスする」ことが大事なのかなと思っています。
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