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皆さんこんばんは、宮 弘智です!
今日は「人は困らない生き物」という話をします。
実は困ったことって起きないんです。
たまに「宮さん、私は困ってるんです…。」という人がいるんですけど、それって実は困ってるんじゃないんです。
それは『学んでる』のです。
目次
◆「困る経験」=「学ぶ経験」
人間という生き物は、失敗をしたり、追い詰めらる経験をするなど「本当に困る経験」をしないと、”学ばない生き物”なんです。
それは、「失敗」から学ぶことがたくさんあるように、困ってから学んでも遅くはないのです。
親は子供を困らせたくないと思いますから、「これを覚えなさい!」とか「あれも覚えなさい!」とか言いますよね?
でも、本当は困ってから学んでも遅くはないんです。
人にはたくさんの個性がありますから、どんなことに困るかわからないですよね?
たとえば、貧乏になっちゃったり、落ちぶれたときに「お金の有り難み」が初めてわかるんです。
ですから、親が「お金の有り難み」を子供に教ても、わからないんです。
それだったら、この動画を見てキッザニアに行って、”仕事とお金の関係”を学んだ方が、まだ『お金の有り難み』がわかりますし、「仕事をしてお金を稼ぐことがどういうことなのか?」ということが学べます。
よく「お金より友情の方が大切だ!」と言っている人がいるですけど、お金が有っても、お金が無くても、友情は大事なんですって!
◆「失敗」=「学ぶとき」
私も学生時代の先生によく言われていたことがあります。
先生「宮、英語ぐらい話せないとお前も困るぞ!」
と言われましたが、私は未だに英会話に困ってないので、英会話は勉強してないんです。
ただ、海外の彼女でもできたら考えますけどね〜(笑)
そんな私が英会話を学ぶ経験をしたことがありました。
以前にリッツカートンという外資系のホテルに勤めていたので、海外のゲストの方々と話が通じないと仕事にならない…。ので、英会話教室に通ったものです。
英語が出来ないとコミュニケーションのミスから仕事の「失敗」も出ますし、ゲストからのクレームも出るし、英語ができないことで本気で悩んだことを覚えています。
人間っていうのは、失敗したり、困っている思うと、その相手のことが可哀想に思う人がいますが…
「この人はいま、一生懸命に学んでる最中なんだ。」
という目で見てあげて欲しいんです。
◆「困っている。」と言っている人は、実はそんなに困っていない!?
あの、ちょっと厳しい話をすると、よく…
♀「私の彼氏がプロポーズしてくれないんです…。」
♂「僕は女性と関わるのが苦手なんです…。」
という人ががいるのですが、その人たちに…
「その問題を解決するための行動は何をしていますか?」
と聞くと、お互い口を揃えて…
♀♂「別に何もしてません。」
と言うんです。
困った困ったとワーワー言っている人に限って、異性との関係を良くするための活動を何一つしていない人が意外に多いんですよね…。(汗)
そういう人に話を聞くと…
♀「私は小さいころにアトピーだったんです…。」
♂「私が幼い頃に親が離婚してしまったんです…。」
と言うのですけど、アトピーだったからとか、親が離婚したからとか、色々大変な経験をされているのですが、
異性関係を良くしたり、出会いのための活動を何もしない
というのはどうかと思うんです…。
ぶっちゃけ、「それで良いわけがない!」ですよね?(汗)
それなのに、「私は小さいころに両親が離婚たから…。」と言っていても、何の行動や活動もしていない人は、彼氏がいない…。とか、結婚ができない…。とか、本人にしてみれば『そんなに辛く感じていない。』のですよね。
もし、その状況が本当に辛かったら、すでに『何らかの行動』を起こしているんですよね?
それは、「コミュニケーション能力を向上させる講座」や「自己啓発のセミナー」に参加するこかもしれまんせんし、何らかの行動をしているはずなんです。
◆困っている人を見たら「学び」の邪魔をしない
人間という生き物は、失敗や後悔と言われる「痛み」を経験することで、学ぼうとする生き物なんです。
ですから、あなたがお金に困っている人を見たら…
「この人はいま、お金の尊さについて学んでいるんだ。」
と思ってください。
また、恋愛、結婚、異性関係について困っている人を見たら…
「この人はいま、異性関係の関わり方について学んでいるんだ。」
と思ってください。
私の元には異性関係の関わり方について学びたいという「本気で困っている人」が訪れます。
しかし、面白いことに異性関係をさらに良くしたいと言う「もっと良くなりたいという人」が訪れるのです。
ですから、
「本気で困っているから何とかしたい…。」という人と、「楽しくてたまらないからもっと良くしたい!」という人が、結果を出すための行動を起こしているのです。
◆まとめ
困ったときが「学びの時」で成長できるチャンス!
もしも、あなたがいま何かに困っていたとしても「何の行動(アクション)も起こしていない。」のであれば、それはあなたはそこまで困っていない。(そこまで辛く感じていない。)ということです。
【「このままじゃダメだ…。」とわかっていても、それでもあなたは変わらないの?そんなあなたは、さげまんです。】という記事の中でも書きましたが、困っている状態が嫌でその状態から抜け出そうと行動をする人は「あげまん」と言われる人です。
その逆で、困っている状態でも「嫌だ!嫌なの〜!」と言って、ずーっとその状態のままいて何の行動も起こさない人は「さげまん」と言われる人なんです。
ですから、それは「虫歯」と一緒です。
虫歯の痛みに耐えられなくならないかぎり、大概の人は歯科医院に通院しません。
でも、それはあまりお勧めしません。
結局、手遅れになって、歯を抜くハメになるんですって…。(汗)
胃の痛み我慢していたら、「胃癌」で手遅れになることもあるんです。
歯の痛みも、胃の痛みも、男女関係の問題も、「困り初めが肝心」ですからね。
だから、困っている人がいたら「一旦はほっておく」ことも大事なことかもしれませんね。
私も最近になって、相手を信頼して放し飼いにするということも大切なことだと思えるようになりました。
そして、「失敗」をすることで、大きな気づきを得れて、大きな学びが得れるのですよね。
だから、「私も、あなたも、大丈夫!」という思いが信頼に変わりますからね。
「困っている人は、いない。」
「困っているように見える自分は居ても、情けなくて、可哀想で、助ける必要のある人はいない。」
「成長しなければいけない自分も、あの人もいない。」
という思いが、いづれ信頼に変わるのです。
つまり、厳しいことを言えば、相手の成長と学びになるのなら…
困っている人は、困らせておけばいい
のかもしれませんね…。
「助ける」というが、相手の成長を奪う行為になっているかどうか?を考えないといけないってことですね。
だから、「助けなきゃいけない!」と思わなくていいんです。
普通に、優しく、楽しく、包んであげればいいんです。
困っている自分も、可哀想な自分も、最後には「大丈夫!」になりますからね〜
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