先日の「あげまんワークショップ講座」に参加した方から…
「宮さんは、『ここから先の話は別料金になります。』っていうのがなくて、聞いたら何でも教えてくれるんですね!」
と言われました。
よくブログでも、「この続きを知りたい方は”個別セッション”にお申し込みください!」とか、”日記のようなブログ”の記事の最後に「レッスンのお申し込みはこちら」(ここから先は別料金です。)と書かれているブログも多いですよね?
私はワークショップやセミナーでも、私は基本聞かれたら何でも答えられる範囲で(セミナの時間や環境にもよりますが)答えるようにしています。
そもそも、
「ここから先は別料金になります。」
「詳しくはセッションにお申し込みください。」
というのは”それで次につなげている”のでしょうけど、私としては…
「それってどうなの?」
と思ってしまうんです。
確かにそれでも納得して、別料金で個別セッションを受けるお客様もいるのも事実です。
しかし、それでは”不信感を覚える人”もいるかもしれませんよね?
「おいおい、それを知りたくてあなたの講座に来たのに”肝心のことが別料金”ってどういうこと?」
と思う人もいると思います。
ですから、私はワークショップ講座に来ていただいた方には”60分の無料カウンセリング”をプレゼントしています。
その理由としてはワークショップ講座やセミナーで聞けなかったことや、個別で聞きたかったことを”60分の無料カウンセリング”で聞けるようにしているのです。
このように「ここから先は別料金」などと設けずにお客様に答えることで…
「良かった!またワークショップ講座に来よう!」
と思ってもらえることの方が大事だと、私はそう思っているからです。
ですから…
”与えれることを与えずに、また来てもらう”のと、”与えられることはすべて与えて、信頼関係をを深める”のでは、”どちらが喜ばれるでしょうか?”ってことなんですって。
例えば、テニスクラブの話なのですが、とある町にAと言うテニスクラブがありました。
テニスクラブAとしましょう。
また別の町にBと言うテニスクラブがありました。
テニスクラブBとしましょう。
テニスクラブAがレンタルしているラケットには”最新のラケット”を常に揃えていて、テニスのレッスンに使用しているボールも毎月新しいボールに入れ替えていました。
そもそも、テニスラケットは簡単に折れたり壊れるものではありませんから、2〜3年は同じラケットが使えます。
でも、最新のラケットが発売されれば常に”最新のラケット”をとり備えて、テニスクラブAでは新しいラケットの試し打ちが楽しめるようになっていました。
一方のテニスクラブBでは、レンタルラケットは毎年のようには変えずに、使えるラケットであれば使い続けていました。
ひどいラケットだと10年物のラケットもありましたし、テニスボールも空気が抜けているものもありました。
テニスクラブBのオーナーは、「まだまだ使えるしもったいないから、レンタルラケットを新しくする必要はない。」と言っていました。
もちろん、経費削減など予算的なものもありますが、全体的な考え方がテニスクラブAとテニスクラブBでは違っていたのです。
その結果、テニスクラブAでは「レッスンでニューモデルのラケットの試し打ちが楽しめる!」と評判になり生徒(お客様)がどんどん増えていきました。
一方のテニスクラブBは、レンタルラケットを渡された瞬間「えっ、この古いラケットですか?」とお客様が思うようなボロボロなラケットしかありませんでしたから、テニスクラブBの評判はガタ落ちになり生徒がどんどん辞めていきました…。
テニスクラブAではレンタルして気に入ったラケットが購入もできるし、いつも新しいテニスボールでプレイできるのでお友達にも教えてあげるようになりました。
テニスクラブBを辞めた生徒さんは二度と戻ってきませんでした…。
初めてテニスをするお客様何も知らないので、テニスクラブBでも一旦は入会をします。
しかし、”他に良い環境でテニスができるテニスクラブがある。”とわかれば、テニスクラブBのレッスンを継続する生徒いなくなるし、生徒さんが増えることはないのです。
それからテニスクラブBはホームページなど広告宣伝を出して、新規のお客様を集客して入会してもらうようにするしかなくなりました。
しかし、テニスクラブBはすでに売上げも減っていて、「新しいラケット」や「新しいボール」にする予算もどんどんなくなり悪循環になっていきました。
テニスクラブAは、お客様がお客様をどんどん連れてきますから、広告を出す必要もないし、さらに新しいラケットやボールを揃えて”さらに良い環境”にすることができました。
これは「例え話」ではなく、私が過去にテニスコーチとして実際に体験してきたことなのです。
ですから、与えられることを与えないでいるよりも…
”お客様に喜んでもらえることだったら、どんどん与えていった方が良い!”
ということですって。
これはセミナーに限ったことだけではありません。
同業者の方々にはよく、
「宮さんは知識やノウハウをブログに書きすぎだと思うけど、大丈夫ですか?」
と言われることが多々あります。
ですが、私がブログで”発信して与えられる良い情報”はどんどん与えて与えていくことにしています。
そうすることで「良い結果」を生みだせるのです。
基本的にブログは何を書いても良いと思います。
芸能人の方がファンに向けて、自分のことばかり書いたり、今日の出来事などの”日記的な記事”ばかり書くのは別にいいんです。
ですが、ブログで集客をしているなど『ブログをビジネスツール』として使っている方が「専門知識」や「役に立つ情報」も発信しないで、
「今日はラーメンを食べました!」
「今日はどこどこへ行きました!」
「今日のファッションコーデのポイントは…。」
とか、お客様にとってみれば”別にどうでもいい”んですって。(汗)
ですから、”日記的な記事”ばかり投稿しているってのは、なんとも非常に勿体ないと思ってしまうんです…。
また、ブログで個別セッションの内容や「現在特別価格でモニター募集中です!」とか発信している人がいますよね?
ブログを読んでいるお客様からすると…
「この人のブログは宣伝ばかりだな…。」
「毎度モニターを募っているなんて、このカウンセラーはお客さんが全く来ていないんだな…。」
と思われて逆効果になっていることに気づいていないんです…。
そもそも、今のネット社会ではお客様が気軽に目に出来る情報は「ブログ」や「SNS」に限られています。
私はブログを投稿する際は”情報発信のツール”として活用して、FacebookなどのSNSでは”日々のプライベートな内容”を投稿するようにしています。
本当にまだまだですが、私のブログでも有難いことに読者さん(ユーザー)が35,000名を超えれるようになりました。
ブログの読者数の多い人の特徴とは、ブログの中で「為になる情報」や「役に立つ内容」がちゃんと書かれているのです。
シェアされるブログとは、”多くの方々に教えたくなる情報や内容”が書かれているんですよね?
ですから、セミナーやワークショップ講座にお客様を集めれる人の特徴は、ワークショップ講座やセミナーで「為になる情報」や「役に立つ内容」がちゃんとお伝えできているのです。
【最後に】
断っておきますが、”このやり方が絶対に正しい!”というわけではありません。
私は”このやり方で上手くいっている”ってことです。
ただ、何でもそうですが「お客様に喜んでもらいたい!」という思いがあるのであれば…
”与えられるものは惜しまずに、お客様に喜んでもらえるのはどんどん与えていく方が良い!”
ってことですね!
セミナーに限らず、ブログで与えられることは、どんどん与えた方が「良い流れ」を生みますね〜
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