「彼が5月病(鬱)になったかも…!?」と思ったときに知っておきたい対処方・5選

「彼が5月病(鬱)になったかも…!?」と思ったときに知っておきたい対処方・5選

 

ゴールデンウイークが終わって、明日から通常通りの日々がやってくると思うと気持ちが落ちている人は多いのではないでしょうか?

 

5月は「5月病」と言われる一種の鬱を感じてしまう人が多いようです。

 

《5月病とは?》

新人社員や大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称。

 

以前に【新卒の新入社員が絶対に知っておきたい、「上司や先輩に可愛がられる方法」とは?】というブログを紹介しましたが、新しい環境や人間関係になじめないと、気持ち的にも鬱や引きこもりなどの心のバランスを崩してしまう人も多いでしょうね…。(汗)

 

そこで今回は、彼や夫が5月病になって鬱状態になったときの対処方法をお話したいと思います。

 

先日もこのような相談を受けましたので皆さんにもシェアしたいと思います。

【相談者 20代 女性 Sさん】

私の彼はネガティブで「落ち込みがちの男性」なのですが、彼は新社会人になってから職場に溶け込めずなんだか鬱っぽいのです。

私は彼のことが大好きなので、なんとか彼の助けになりたいと思っています。

私が彼に「あなたなら大丈夫よ!」とか「もっとリラックスすればいいのよ!」と言って近づくと、彼の神経を逆立てしてしまったようで、彼は「君は何もわかっていないのにいい加減なことを言うなよ!俺のことは誰もわかってくれない…。」と怒って言われてしまいました…。

私が”あげまん”になって、鬱気味の彼をどうにかしたいとは思っているのですが、何をどうしたら良いかわかりません。

私は彼にどのようなアドバイスをしたら良いのでしょうか?

よろしくお願いします。

 

新しい環境に適応できずに、自暴自棄になったり、自分に対して批判的になったりしている人というのは…

”自分の痛みをむき出しにしている人”

なんです。

 

そういう人は自分の思い通りにならないことがあると、カチンときて怒ったり、癇癪を起こしたり、批判的になったりすることがあります。

 

 

① アドバイスをすると癇癪を起こして逆効果になるとは?

以前に【男は「相手の目」を見て話せなかったり黙る生き物です。】というブログの中でも紹介しましたが、そういう人に対してはある意味で…

『一人になる時間』(一人にさせる時間)

を与えてあげないと、何を言っても聞き入れないし、”ヒステリックになる可能性”があるんです。

 

そういう人にある意味で”何かのアドバイス”をしたとして言ったとしても…、

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「お前は俺の苦労も何もわかっていないのに、偉そうなこと言うな!」

「君は無責任に色々言うけど、どうせ何もわかっていないだろ!」

と言われてしまうことがあるんです。

 

そんなときに、彼に対して彼女が…

「もっと気楽に考えたらいいのよ!」

「職場を変えてみてもいいんじゃない?」

「あなたはこれこれが得意なんだから、それをやったらどうかしら?」

などと”良いアドバイス”をしたとしても、彼はさらに引きこもってしまう結果になるのです。

 

それは、彼に対して彼女が”アドバイス”をするから、彼はさらに引きこもるし、結局彼から「君は何もわかってない…。」と言われるのです。

 

 

② 気持ちが落ち込む男性は自信家でプライドが高いとは?

そもそも、今回のような”引きこもる男性”は…

「自信家でプライドが高い男性」

なのです。

 

自信家でプライドが高い男性は…

「俺はすごいんだ!」

「俺は頑張っている!」

「俺のことは誰も認めようとしてくれない…。」

と思っているんです。

 

そう思っている男性に対して、

「あなたのやり方は間違っているんじゃないの?」

と言うようなアドバイスをしてしまうと、彼はプライドが傷つけられてしまうのです。

 

そうなると、彼に…

「君はやっぱり何もわかっていない…。」

と言われて、彼はさらに鬱状態になっていくと誰にも会おうとせずに”引きこもり状態に入っていく傾向があります。

 

彼自身が本当に…

「本当は良い人間関係を持ちたい!」

「彼女が言っていることは間違っていないのかもしれない…。」

と言って、彼が自分で洞穴から出てくるまでは、彼はなかなか人間関係を持つことができないのです。

 

③ 彼に「あなたは大丈夫!」と言うのはタブーとは?

何かに対して批判的になったりする人に対しては…

”一人にさせる時間”

”一人で考えさせる時間”

を与えて欲しいのです。

 

そうしないと、彼女は彼に対していつまでも…

「あなたの言っていることは間違っているんじゃないの?」

「あなたはどうしてそこまで批判しているの?」

「あなたなら大丈夫よ!」

「あなたはもっとリラックスすると良いのよ!」

とか言い続けてしまうことになるでしょうね…。

 

ちなみに、

「あなたはもっとリラックスすればいいのよ!」

とか

「あなたなら大丈夫よ!」

という言葉はタブーなんです。

 

「君は何もわかっていないんだな…。俺は”大丈夫”だったら、そもそも”鬱状態”なんてしていないんだ!!!」(怒)

と思っているし、彼はさらに癇癪を起こしてしまうですよね?(汗)

 

ですので、「引きこもっている彼」に対しては…

”何を言ってもダメ”

なんです。

 

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ですから、「鬱状態の彼」に対して、あれこれ言えば言うほど”ヒステリックに反応”してくるんです。

 

しかし、そんな彼も”たった一つの弱点”があるのです。

 

 

④ 彼との連絡を絶つことで、彼の方から連絡が来るとは?

そうやって色々アドバイスを言って、

”あれこれ構ってくれている人”

がいるうちは彼もあれこれ言ってくるのですが、彼も意外に「嬉しい」と思っているんです。

 

このようなタイプの人が一番嫌なことというのは…

”誰からも相手にされない事”

がもっとも嫌だと思っているんです。

 

ですから、この対処法としては…

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彼女「そんなことをいつまでも言っているなら、私はあなたに対してもう何も言いませんからね…。」

と言って、彼女がしばらく連絡を絶つと彼は気になってきて…

彼「この前は言いすぎたよ…。ごめん。」

と彼が反省の連絡してくるはずなんです。

 

このように「鬱状態の男性」に対しては、2〜3日連絡を絶ってみたり、メールの連絡をわざと送らせてみたりしするのです。

 

そうすると、また彼から「お詫びのメール」が来るんです。

 

でも、彼女が「わかった?あなたが悪いのよ!」と言うと、また振り出しに戻ってしまうので…

「あなたも色々と大変だと思うわ。」

「あなたも頑張っているのね。」

と言ってあげましょう。

 

⑤ 落ち込んで引きこもっている彼を認めてあげよう!

それから、

「私はあなたのことを尊敬しているのよ。」

「私はあなたに感謝しているのよ。」

「私はあなたのことを素晴らしいと持っているわ。」

「あなたが頑張っていることを、周りの人たちはあなたの頑張りをわかってくれていないのよね。」

という言葉を贈ってあげると…

「彼女は俺のことを一番わかってくれているな❤︎

と思って彼は少しづつ彼女に対して心を開いていくのです。

 

しかし、残念ながら彼が心を開いた瞬間に”すぐにアドバイスをしてしまう女性”が多いのです…。

 

そうすると、彼は一人で「洞穴にこもって冬眠」しまいますからね…。(汗)

 

【「良い男」を育てるためにはアドバイスよりも、聞き上手で「質問上手」が大事】でも書きましたが、彼にアドバイスをしたいところをグッと我慢して…

”彼がどのような痛みを抱えているのか?”

「聞き上手」になって「質問上手」になって聞いてあげることで、彼との関係が深まっていくでしょう。

 

でも、彼女にとってみれば「聞き上手」になって「質問上手」になることは”面倒くさい”と思っているんですよね?

 

彼女の本音と言えば…

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「さっさと洞穴から出てこい!この冬眠クマ野郎!!」(怒)

とか思っているんですよね?(汗)

 

彼を急かしてどうにかしようとする女性のことを「さげまん」と言いますからね…。

 

 

◆最後に

「あげまん」と呼ばれる人の特徴は…

「聞き上手」「質問上手」「気づかせ上手」

という特徴を持っていますからね。

 

彼が鬱状態になったからといって、特別扱いをしたり、いつも以上に優しくしたり、そのような対応をすると彼は余計に気を遣ってしまったり、自分の居場所が無くなってしまったと思うことがあります。

まずは「一人の時間」を与えて、 「彼の悩み」に対して共感と理解を示し、無理にアドバイスをせずに「聞き上手」になって「彼の痛み」を聞き出して“普段通りの変わらない対応”をあげましょね!

 

それでも難しいようであれば【彼氏が「引きこもり」になってしまったときに知っておきたいこと・5選】のコラムでも書きましたが、一人で解決しようとせずに専門家相談してアドバイスをもらうことも大事ですからね。

 

本日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/