このブログを初めてお読みになる方は最初に→【あげまんとは?】をご覧ください。
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私の元には、恋愛、結婚、婚活、男女のコミュニケーション問題、などなど悩みや相談をされる方々が訪れます。
最近、特に多いのは「男女のお金」の問題です。
特に、彼氏彼女の関係の中で「お金の貸し借り」をすると、後々で揉めて別れるキッカケになることが多いようです。
そこで今回は、【彼氏彼女の中でのお金の貸し借りは「別れの元」】というテーマでお話していきたいと思います。
目次
◆「相手のお金」が「私のお金」になるのは結婚した後の話です。
私のクライアントさんでも…
♀「結婚を考えている彼にお金を貸したはいいが、なかなかお金を返してくれない…。」
という女性がいます。
デートの食事代や、その他もろもろのお金は彼が出してくれていたので、彼女もお金を返してとは言いずらくなっていたようです。
それも、彼女は医療機械部品の会社に勤めていて、年収が600万円ほどありました。
しかし、彼は普通の会社員で年収が300万円ほどで、自分で企業をして年収を上げたいと考えていたのです。
彼女は彼の収入よりも倍近く稼いでいて、そのことも彼には言い出せずにいましたし、彼にもプライドがありましからデート費用などは9割出していたそうです。
あるとき、彼女は彼が新規事業を始めるということで、彼の応援をしたいという思いから、その事業資金として50万円を彼に貸したのです。
彼は独立起業したのですが、初めから事業がうまくいくはずもなく、新たに50万円を貸したのです。
しかし、彼女も心配になって、彼に…
と聞くと、彼は…
と言ってきたのです。
彼からのその言葉を聞けて嬉しかったせいもあり、彼女は彼を待ち続けました。
そして、さらに彼女は彼の事業の資金面でもさらに応援し続けていきました。
それからかれこれ5年が過ぎても、結婚をする兆しは見られなったために、私も元に相談に来たのです。
確かに、結婚すれば「相手のお金」(相手のお給料)は、相手だけのお金ではなくて、”二人のお金”になっていくでしょう。
しかし、これは籍をいれたり『結婚した後の話』であって、彼氏彼女の関係の間は「自分のお金」(自分のお給料)は、”自分のお金”なんですよね…。(汗)
◆お金を貸すなら「あげる」つもりで貸そう
以前に【結婚前に知っておくべき相手の金銭感覚とは?《金銭トラブルを無くせる「二人の共通財布」》】という記事の中でも書きましたが、二人でお金を出し合いデート費用や食事代など”二人の共通のお財布”を作る方法を紹介しました。
お金の価値観は「お互いの育った家庭環境」でも違うし、仕事の収入でも変わってきます。
私はあげまんコンサルタントというサービスを展開して「あげまんの女性」を育成して、トレーニングによって”あげまん女性にないたい女性”のお手伝いをしています。
ですが、
「”困っているパートナーにお金を貸して応援してあげましょう。”ということは絶対にしてはなりません。」
と口を酸っぱくして言っていますし、これからもそう言い続けるでしょう。
お金を貸すのは別にいいのです。
私も経験がありますが”お金の貸し借り”で、人間関係が壊れることもありますし、最悪話がもつれて人を殺してしまうこともあるんです。
私のメンターも言っていますが、
「親しい人に”お金を貸す”ということは…
”お金をあげるつもりで、お金を貸す。”
という気持ちがないと、相手を殺し兼ねないよ。
だったら、お金の貸し借りはしない方がいいよ。」
と教えてくれましたし、私もそうだなあと思います。
お金を貸したら、「貸した相手から、お金が返ってきたらラッキー!」ぐらいに思っている方が良いかもしれません。
以前に【JPモルガンのCEOが語る「50万ドル(5000万円)稼ぐ男性と結婚する方法」とは?《玉の輿に乗る方法》】という記事を書きましたが、そもそも”玉の輿に乗られる男性”というのは「お金を貸した貸さない」では揉めませんからね。
玉の輿に乗ろうとしている人は、「相手からお金を借りたお金は返そう」という慎ましさなんてありませんし、あわよくば「相手のお金を根こそぎ奪い取ってやろう!」と思っていますから、そういう人は玉の輿に乗れないんですって…。(汗)
◆婚活中の30代独身女性知っておくべき、お金を貸して男性を「ダメ男」にしてしまう「さげまん女」
彼にお金を貸すのは構いませんが、その行為が”彼をダメにしている”ということに気づかないうちは、”さげまん”です。
どういうことですかと言えば、ビジネスや商売をする上で、お金がない状態の0(ゼロ)から、1(イチ)にするためにお金を使ってしまうと、マイナス(−)になってしまうんです。
商売とは、0を1にする「無」(0)を「有」(1)にするようなものなんです。
そのためには「お金」をかけずに、『知恵』と『アイディア』を出すことがとっても大事になってくるんです。
それなのに、彼に「お金」を与えてしまったら、『知恵』も『アイディア』も出っこありませんって…。(汗)
(画像:彼女からお金を借りてニヤける男)
ですから、彼にお金を与えて、彼が自分自身で『お金を生み出す機会』を”さげまん”になって奪ってはなりません。
あげまんとは、男性の「無の状態」(0)から、「有の状態」(1)するための『知恵』と『勇気』を作る”キッカケを与える人”のことなのです。
【関連記事】
また、結婚詐欺に合う女性の多くは、31.5歳の30代の独身女性で男性に比べて2倍以上の被害に合っています。
例えば…、
などと言ってきて、結婚適齢期を過ぎた女性に対して条件つきで”結婚“というニンジンをぶらさげて揺すってくるのでご注意ください。
→結婚詐欺のターゲットにされやすい女性の特徴(NAVERまとめ より)
◆最後に
本日は男女関係の「お金」の話をしましたが、いかがだったでしょうか?
・お金を貸すときは「あげるつもり」で貸した方が良い。
・さげまんが、男にお金を与えると「何もできなるなるダメ男」にしてしまう。
・あげまんは、男に自分自身でお金を生み出せる「知恵」と「勇気」を与えている。
彼と結婚したいから、彼の事業を成功させたい「彼女の気持ち」もわかります。
ですが、彼が事業やビジネスで「お金」を生み出そうとしている訳ですから、お金を与えても成功することはないのです。
女性の皆さんに知っておいて欲しいことは、彼が自分自身で「お金」を生み出せるための
”『知恵』と『勇気』が出る《キッカケ》”
を与えることを意識して欲しいのです。
これは「子育て」の似ていて、”自分自身で人生を歩める人間に育てることが大事”なんです。
あなたが「さげまん」になって、彼から”その機会”を決して奪わないでください。
あなたにできることは「彼を信じること」です。
「あげまん」になって、彼を最後の最後まで信じてあげてくださいね。
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