助言を求めてくる「お客様ではない相手」と関わるときの3つの方法

 

 

 

 

先日、

とある女性が

「セラピスト」

として独立起業をしたので

近況報告がてらお茶をしてきました。

 

その彼女がこんなことで悩んでいました。

 

facebookのメッセージから、

彼女宛にこのようなメッセージが届くそうです。

 

そのメッセージとは…

「今度、彼とデートに行くのですがオススメのお店を教えてください。」

「いまこんなことで悩んでいるのですが、オススメの本があったら教えてください。」

「最近こんなことを勉強しているのですが、私が勉強している内容は間違っているのでしょうか?」

「今度、ご飯でも食べならお話を聞かせていただけますでしょうか?」

「今度私の地元でイベントを開催するんですけど、ギャラは出せない(無料でお願いしたい)んですけどゲストで来てセッションをしてもらえませんか?」(ボランティア扱い)

などなどと、

クライアントではない人たち(お客様ではない人)

から助言を求めるメッセージが来て

困っているというのです。

 

実際のクライアント(お客様)だったら、

料金を払っているので以上の質問をされても

「仕事」

として適切な対応ができるんですよ。

 

私も以前にこんなことがありました。

 

Aさん
宮さん、

石川県の金沢でイベントをするのですが、

ゲスト講師として講演をしに来てくれませんか?

予算はないので「交通費」も

出演費」も出せませんが、

なんとかお願いできませんか!?

いやいや、

私も舐められたものです…。(汗)

 

私は関東圏内に住んでいるのですが、

出演費も交通費も出ないってマイナスだし、

だったら

「ボランティアしてほしい!」

と最初から言えばいいんですよ。

 

というよりも、

私はまだ…

その程度のレベルとしてしか見られてない人間

ということなのでしょうね…。(汗)

 

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(画像:「タダで教えて!」と図々しく迫る人)

彼らは…、

「無料(タダ・¥0)で教えてもらいたい…。」

という意図が見えるので、

彼女も困っていたんです。

 

そこで、

本日は

【助言を求めてくる「お客様ではない相手」
と関わるときの3つの方法】

と題して、

個人で仕事をしている

同業者の皆さん

に対してお話しましょう。

 

 ①お客ではない人から「会えませんか?」と言われたときの対処方法

私の元にも

「これこれを教えてください!」

というメールやメッセージはたくさんきます。

 

とくに、

 
ぜひ、

お会いしてお話を聞かせていただけませんか?

というメッセージはたくさんきます。

 

唐突に

「会ってください!」

とメッセージをしてくる人は、

相手の都合や立場

をまったく考えていないのです。

 

以前に

【《ホリエモンに会ってきました!!》
相手が「あなたに会いたい!」と思う誘い方とは?

という記事でも書きましたが、

相手に対して

「私はこういう人だったら、お会いしたいです!」

というメッセージを込めたブログを書きました。

 

それからは唐突に、

会ってお話を聞かせてくれませんか?

というメッセージが来ることはなくなりました。

 

ですから…、

「あなたがやっていることは、

相手に嫌な思いをさせていませんか?」

という内容のブログを読むことで、

そういう人が自分で気づいたり、

人のふり見て我がふり直せ

という感じになって

「自分も気をつけよう!」

という気持ちになりますからね。

 

②お客ではない人から「教えください!」と言われたときの対処方法

私の元にも

「オススメの本を教えてください!」

という、

お客様ではない人たちからの

お問い合わせメッセージも多いです。

 

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(画像:オススメ書籍をfacebookで投稿をした記事)

 

以前に、

私はfacebookの投稿の中で

【見込み客が増える 儲かるブログの書き方講座】

という書籍を発信しましたが、

定期的に

オススメ書籍

と題して感想やコメントを添えて投稿しています。

 

そして、

ブログ内のカテゴリー一覧の中に

書評 おすすめ本紹介

というカテゴリーを作ってありますので、

私がオススメしている本が知りたい人

はすぐにわかるようにしてあるというわけです。

 

お客様ではない相手から…、

 
オススメの書籍を教えてくれませんか?

と言われると、

「人に聞く前に、自分で探せ!」

と言いたくなる気持ちもわかりますし、

以前の私もそう思う側でした。

 

ですから、

あえてこちらからfacebookなどのSNSでこまめに紹介したり、

ブログで紹介するといいでしょう。

 

③お客ではない人から「アドバイスをください」と求めてきたときの対処法

私の元にもfacebookやツイッターなどのSNS経由で

「アドバイス」

を求めるメッセージがたくさん来ます。

 

セラピスト、カウンセラー、コーチ、ヒーラー、

コンサルタント、トレーナー、をしている方で

「無料モニター」

を募って集客をしている方々がいます。

 

「無料モニター」

をした後にお客様として申し込みをされて

お仕事につながるのケース

ならいいのです。

 

しかし、

無料モニターを終了した相手と

仲良くなって友達関係になってしまって、

お客様ではない曖昧な関係

になってしまう場合があるのです。

 

以前に

【お友達と仲良くしても、お客様にはなり得ない3つ理由とは?】

という記事の中にも書きましたが、

お客様とお友達になってしまうと人によっては

「料金(お金)と受け取りずらい…。」

と思う人もいて、

過剰な割引をしたり、

最悪の場合は無料でアドバイスをしたりして

相手にも自分にとっても悪い影響を与える関係

になってしまうことがあるのです。

 

ですから、

 
今度彼の両親と食事をすることになったんですけど、

どんな場所で食事をしたらいいですか?

私は何を気をつけたらいいですか?

とアドバイスを求められたら…、

あなた
今度、

そのあたりのことを教えるセミナーをやるから

有料だけど良かったら起こしくださいね!

と言って対応しましょう。

 

もし本当にアドバイスを求めている相手なら、

有料であってもセミナーや個別の

セッションに申し込んできますからね。

 

それで、

連絡がパッタリと途絶えたら

それなりの相手(さげまん)

だと思えば良いのですからね。

 

◆最後に

最近はスマホでも

「無料のゲームアプリ」

が主流です。

 

以前に

【宮が「知識や情報」を勿体振らず
ブログで書いても赤字にならない理由とは?】

という記事でも書きましたが、

私もこのブログを通じて

無料で色々な情報を発信しています。

 

ですが

ここからは有料です。」

という案内をされると

辞める人お金を払ってでもゲームを続ける人

がいますよね?

 

それは、

お金を払ってでもそのサービスを受けたい

と思うからです。

 

映画でも一般料金の1,800円を払ってでも、

見たい映画だったら観にいきますよね?

 

彼らにとって、

それには

それなりの価値

があるのですよ。

 

実際に私のセッションを受けに来る人たちは、

ありがたいことに

それなりの価値がある

と思っているから

お金を払って依頼をしてくれているのです。

 

ですから、

どんな料金でも安い高いがありますが

「これ、やりたい!」

とか

「それ、欲しい!」

とか

「あれ、良い!」

と思ったら、

どんなに高い価格でも

やりくりしてそのお金を作り出そうとする”

ものですからね。

 

私も以前は無料のセミナーをやっていましたが、

今はやっていません。

 

その理由は…、

・無料にすると遅刻する人が多い

・当日キャンセルする人も多い

・冷やかし目当ての人が来る

・自分のモチベーションも上がらない

などです。

 

有料にしてもセミナー価格が1,000円とかだと、

無料のときと同じで遅刻する人ともいますし、

当日キャンセルする人もいます。

 

セミナーや講座を思い仕込まれるお客様の多くは、

「今の自分を変えたい!」

という思いがあるんです。

 

ですから、

セミナーや講座は

「同じ内容」

でも価格によって、

来るお客様の覚悟

(元以上の結果を出す)

というものがまったく違うのです。

 

高額のセッションに申し込まれるお客様は、

無料のお客様とは

『覚悟の度合い』

がまったく違ってきますからね。

 

お客様の

『覚悟の度合い』

を上げたり下げたりするのは、

事業者のあり方や姿勢

で決まるということも

覚えておきましょう。

 

【関連記事】

タダ(無料)だと 上手く行かない理由とは?

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/