このブログを初めてお読みになる方は最初に→【あげまんとは?】をご覧ください。
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皆さんこんばんは、宮 弘智です!
デートをする男女でよくこんな会話を耳にしたことはありませんか?
何を食べに行こうか〜!
相手の質問に対して、皆さんはA〜Cの3つの答えで返すとしたらどの答えで返しますか?
このA〜Cの選択によって、あなたの「あげまん度」がわかります!
(画像:彼に「何を食べたい?」と聞かれて答える彼女)
そこで、本日は【チャンクが上手に合わせられる人が、あげまんとは?】と題して、あなたが…
「異性にモテる人か?」
「仕事ができる人か?」
「あげまんか?」
「さげまんか?」
がわかります!
ぜひ、自分の「あげまん度」をチェックしてみてください!
目次
◆「チャンク」が大きい、小さいとは?
チャンクとは、「塊」という意味です。
心理学者のミラーは”情報の塊“と表現しています。
「チャンクが大きい」と”抽象的な質問になる度合い“が高く大きくなるのです。
ですから、「チャンクが大きい人」は『抽象度が高い人』ということになります。
「チャンクが小さい」と抽象的な度合いが低くなり、”具体的な質問になる度合い“が大きくなるのです。
ですから、「チャンクが小さい人」は『抽象度が低い人』ということになるのです。
A、チャンクが大きい人(あげまん体質)
Aの回答を選んだあなたは”チャンクが大きい人“という『あげまん体質な人』(抽象度が高い人)ということになります。
どういうことかと言えば、大きな目的を設定したり、大きな世界観を持っていたり、未来のビジョンを見据えた行動や作業が得意です。
また、「柔軟性がある」「頭が柔らかい」「対応性が高い」という特徴があります。
しかし、具体性がなかったり、具体的に進めて落とし込むところをすっ飛ばしてしまうこともあります。
ですから、チャンクの大きさを小さくして、細かいところにも目を向ける気遣いを持つことが大事です。
Aの回答を選んだ人は、「美味しい食べ物を食べる」ことで”良い感情を得れる“と知っているのです。
良い感情だと、お互いの関係性は良くなりますからね。
また、この「チャンクが大きい人たち」(抽象度が高い人・あげまんと言われる人)は自分のチャンクを大きくしたり小さくしたりできるので、「チャンクが小さい人たち」にも合わせることができるのです。
B、チャンクが中ぐらいな人
Bの回答を選んだあなたは、”チャンクが中ぐらい“という『一般的なバランスがとれた人』ということになります。
どういうことかと言えば、バランスが取れているのはいいのですが、可もなく不可もなく、とくに大きな特徴もなく、強みもないとも言えるでしょう。
Cの「魚料理がいいな〜!」と選んだあなたは、無難な回答です。
無難なので、この選択ではお互いの関係が良くもなく悪くもならないのです。
C、チャンクが小さい人(さげまん体質)
Cの回答を選んだあなたは、”チャンクが小さな人“で『さげまん体質な人』(抽象度が低い人)に多いのです。
どういうことかと言えば、目の前の事柄を淡々とこなしたり、実務的なことをするのは得意な方です。
また、「頑固」「頭が硬い」「我が強い」という特徴があります。
ですが、細かいことに目がいき届いて、頼りになる存在です。
しかし、「鹿を追うものは山を見ず」ということになやすいので、目標を見失ったり、本来の目的ではないことに目を奪われたり、小さなことにつまずいて足をすくわれて身動きが取れなくなることがあるでしょう。
まずは、チャンクを大きくして、「目標」と「目的」を明らかにすることが大切です。
Cの「お寿司が食べたいな〜!」と答えたあなたは、美味しいか不味いかはさておき、”ただ、お寿司が食べれればいい“という感覚として相手に取られてしまうかもしれません。
ですから、食べたお寿司が不味くても「君が”お寿司を食べたい“って言ったんだよね?」と相手に言われても文句は言えませんよね?
「どうして、お寿司がいいのか?」がないのです。
ですから、
「何のために◯◯をするのか?」
「私はどうなりたいのか?」
「私はどうしたいのか?」
のように、”チャンクが大きい質問を自分にする“ことにより、本来の目的が明らかにできるのです。
この「チャンクが小さい人たち」(抽象度が低い人・さげまんと言われる人)は自分の小さいチャンクを大きくしたりコントロールすることが難しいので、「チャンクが大きい人たち」にも合わせることができないのです。
ですから、チャンクを大きくしたり(抽象度を上げたり)、チャンクを小さくしたり(抽象度を下げたり)することで、”おのおので強み“があるりますから、自分のチャンクを上手に使い分けていくことを心がけていきましょう。
◆チャンクがズレていても気にしない人が、さげまんとは?
例えば、車の営業マンとお客様がこんな会話をしています。
この会話を聞くと、お客様と営業マンの会話がズレていますよね?
お客様と営業マンのチャンクがズレていると、話がまったく噛み合わないのです…。(汗)
まず、営業マンは”お客様のチャンクに合わせて会話をするべき“だったのです。
ですから、
スポーツタイプ、それともミニバンタイプ、”どのようなタイプの車“をお探しなのか、具体的にお聞きしてもよろしいでしょうか?
また車の色などのお好みがありましたら教えてください!
このように、”相手のチャンクに合わせた会話“をすることで、相手と噛み合った会話ができるようになりました。
また【「間接質問」ができる人が、あげまんとは?】という記事のにも書きましたが、「具体的にお聞きしても宜しいでしょうか?」という”間接質問“を入れると、さらに相手の情報を聞きだせるようになるのです。
このお客様は「チャンクが大きい」(抽象度が高い)ので、営業マンはまず”世界観や概念“の話題から始めると良いのです。
これは車の営業マンだけではなくて、保険営業マン、接客業全般、サービス業全般、経営者、男女関係のコミュニケーション、夫婦関係、パートナーシップ、すべてにおいて共通して言えることですからね。
それから、「チャンクを小さく狭めて」(抽象度を下げて)から、具体的な会話を徐々にしてお互いのチャンクを合わせていくことで、コミュニケーションがとれていくのです。
とくに、”お金持ちな人でリーダーシップがある人“は「世界観」で会話をする人が多いので覚えていきましょう。
◆まとめ
相手のチャンクに合わせて、会話しよう!
いかがだったでしょうか?
自分の世界観を押し付けたり、他の人の価値観を否定することは、自分の可能性も狭めていることに繋がるので、自分のチャンクを大きくしたり小さくしたりコントロールしたいですね。
ですから、『相手の世界観や概念』を知ってから会話をすることを心がけている人が、”あげまんな人“ですからね。
以前に【頑固な女性が「柔らかいあげまん女性」に勝てない理由とは!?】という記事を書きましたが、「こうじゃないとダメ!」とか「それは無理!」というさげまん体質よりも、『これもいいね!』とか『それもやってみよう!』という”柔らかい物の見方“ができると、あげまん体質になれますからね〜
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