このブログを初めてお読みになる方は最初に→【あげまんとは?】をご覧ください。
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30代後半~40代の多くの方々から「婚活をしても、結婚できない。」という相談内容をいただきます。
そうおっしゃる人は「婚活している内容がダメなんだ…。」と考えているようですが、それは大きな間違いです。
何がダメかと言えば、『婚活の仕方』を学んでいないのです。
そこで本日は、【《婚活しても結婚できない40代》婚活の仕方を学ぶ人が、結婚できる。】と題して、「婚活をして結婚できる人」と「婚活をしても結婚できない人」の違いをお話ししましょう。
◆勉強の仕方を学ぶ人が、良い結果を得るとは?
例えば、仕事でも頑張っているのに、なかなか成果や結果が出ないことってありますよね?
成果や結果が出ない人の中には、「仕事なんて頑張っても意味ないよ…。」と言って、働こうとしない人もいます。
または転職をしたり、仕事を変えてしまう人もいます。
そういう人は、転職先でも結局はうまくいかずに、同じことを繰り返す人が多いのです。
そういう人は、そもそも”仕事の仕方“が間違っていることが多いのです。
学生は決められたことを勉強さえしていれば、テストで100点満点が取れます。それはなぜですかと言えば、学生は”勉強の仕方“を考える必要はないからです。
しかし、大人になるとそのルールは変わります。
大人の仕事は、”勉強の仕方“を学ばないと、稼げないのです。
これは婚活も同じです。
”婚活の仕方“を学ばないと、結婚はできないのです。
「異性とお付き合いをしていれば、いずれ結婚するだろう…。」と言っていられるのは、20代までです。
【40代の日本女性の多くが「結婚ができない理由」とは?】の中でも書きましたが、「35才以上の未婚独身女性が結婚できる可能性が1.2%」というデータも出ていることから、30代以降さらに40代の大人になったら、”婚活の仕方“を学ばないと結婚ができない可能性が出てきているのが現状ですね。
それはどうしてですかと言えば、年齢が上がれば上がるほど、相手に求める質も上がるし、健康面でも経済面でもビジュアル面でも精神面でも”お互いにレベルの高い相手“を探しているからです。
また、【婚活に疲れて鬱になる?「婚活鬱」にならない方法・3選】という記事の中でも書きましたが、婚活がうまくいかないと精神的にも肉体的にも疲労困憊状態になってしまいます。
私が開催するワークショップや個別コンサルに、知識だけを聞きに来る人がいます。
こういう人は、まず結婚できません。
こういう人は結婚に限らず、良い仕事もできないでしょうね…。
「良い成果」や「良い結果」を出す人は、知識だけではなくて、『教え方』を学びに来ています。
例えば、ワークショップ講座で初めて参加した人が全然関係ない質問をすることがあります。
大事な講座の時間に「嫌いな食べ物はなんですか?」というお子ちゃまチックな質問をするのです。
「嫌いな食べ物はなんですか?」と全然関係ない質問するのは、”見物タイプの人間“がする質問なのです。
これから自分が「結果」や「成果」を出そうとしていくのに、見物をしている人は良い成果も良い結果も出すことはできません。
成果を出せる人は、見物型がしてきた”全然関係ない質問“に対して、講師がどう答えるかをよく見ているのです。
すると、結果を出せる人は…
先生はこの”くだらない質問“に対して、どういう風に『勉強になる話』につなげてくるのか見ものだな!
と、ワクワクして見ているのです。
このように、ワークショップ講座に参加している人は素敵なパートナーシップを組んで行って、結婚していく(成果を出していく)のです。
◆見えないものを読み取れる人が「成果」を出せるとは?
(画像:「今から大事なことを言います!」と生徒の注目を集める女性講師)
結果を出せる人は、「板書をしていないこともちゃんとメモをしている」という特徴を持っています。
私の経験上、「成果が出せない人」は板書を一生懸命にノートに書いています。
私も講師をするようになってから気づいたことは、一番大事なことは『板書していないところ』にあることが多いのです。
例えば、来年から「あげまん養成講座 3期生」がスタートするのですが、あげまん要素が詰まった”ある落語“の説明をするときに、たった3分のシーンに2時間かけて話すことがあります。
私の話を聞いてからその落語を聞く生徒は、
そんなセリフなんか言ってませんよね!?
それって、違いじゃありませんか?
とあれこれと言うのです。
ただ、その中に…、
と喜んでくれる方もいるのです。
私は、”これが本当の楽しみ方“だと思うのです。
この生徒の方々は、私と同じ落語を共有できたのです。
それじゃ【頑固な女性が「柔らかいあげまん女性」に勝てない理由とは?】の中でも書きましたが、「そうですね、わかりますよ〜!」と言いながら大喜びするパターンです。
婚活をしていても”なかなか結婚できない人“(成果がなかなか出ない人)は、私が口頭で語っていることを共有できないのです。
「学ぶ」ということは、”同じ価値観やビジョンを共有すること“になのです。
これは『見えないものを読み取る』ということです。
これは本を読むときも同じ感覚です。
本を読むことで、見えない世界を共有するのです。
それには、本に書いてある文字と文字の行間まで読み込むことが大事ですからね。
文字を読むことは誰にでもできますし、文字と文字の間に書かれいる世界を読み取る感覚がポイントになってくるのです。
それができないと、”矛盾しているように思われる表現方法“や”かいつまんだ表現“がわかりません。
よく、”矛盾しているように思われる表現方法“を聞いて、中には「なんてひどい!」と怒る人がいます。
この「矛盾しているように思われる表現方法」の定義は、一見すると正反対に見えるような表現方法を使って『本当の真理』を伝えることが目的です。
ですから、「言葉」を「言葉」でしか受け取れない人は、その裏に隠された意味までみようとはしないので『パラドックス』(逆説)を理解できません。
◆裏の意味を察する人が「あげまん」とは?
例えば、京都には舞妓さんがいます。
舞妓さんが、
と言ったら、どういう意味かご存知でしょうか?
という人がいます。
実際に「おおきに↓」と尻下がりに言われたら、「結構です。」(ノーサンキュー)という意味です。
尻上がりに「おおきに↑」と言われたら、ありがとうの「おおきに。」になるのです。
この違いがわからずに聞き取れない人は、舞妓さんに「おおきに。」と言われたら”勘違い“をしてしまうでしょうね…。(汗)
婚活でもビジネスでもスポーツでも共通して”結果が出せない人“や”成果が出ない人“は、私が落語の3分のシーンを2時間かけて話した後に、「落語を聞きました。宮先生の言う通りでした。」と大体の方はそう言います。
しかし、この「落語を聞きました。宮先生の言う通りでした。」と言う方は、”そう言わなければ嫌われる…。“とか”この場をなんとかやり過ごしたい…。“とか”好かれたい…。“という思いから、このようなセリフを言うのです。
私は落語や映画や本やなど、いろいろな表現を使って伝えるようにしています。
本には書いてないようなセリフも言いますし、このブログに書かない言葉をたくさん用いて話をしています。
ですから、「宮先生が言っていた通りでした!」では、”私が話す意味“がありませんからね…。
それだったら、”ただ単に本を読んだだけと同じ“ですからね。
それとは反対に、「宮先生が言っていた通りでした!」という相手に対して、実は…
「そんなわけあるか!?この嘘つき!」
と怒っている受講生の方がより多くのことを学んでいますし、より多くのモノを楽しんで得ているのですって!
これが「あげまん」か「さげまん」の差ですね〜!
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