離婚の危機を救ったのは「ライオンキング」

先日、あるご夫婦のお誘いで劇団四季の「ライオンキング」を観てきました。

実は私、ミュージカルが大好きで年に何度も観に行っています。

今回で4回目のライオンキングでした。ミュージカルは何度観ても新鮮でライブ感がなんとも良いです。

 

実はこのご夫婦、以前に「離婚の危機」がありました。

当時、その離婚を救ったのがミュージカルのライオンキングでした。

離婚を切り出したのは奥様からでした。

「もう、子どもたちも大きくなったし…、私たちも自由に生きましょう。」

ご主人は定年まであと数年、これからの時間を夫婦水入らずで過ごそうと思っていた矢先でした。

私はご主人から依頼を受けて会うことになりました。

「妻から離婚を切り出されてしまって…。情けないんだが、君のアドバイスを頂きたい…。」

お子さんを二人育て上げたが男性が、自分よりも若い男にアドバイスを求めることは相当なことです。

彼にとって、プライドがどうのこうのと言っている場合ではなかったのでしょう…。

私はとにかく”今までの夫婦生活”がどうだったか、奥様のことなど色々話を聞いていきました。

彼「妻はミュージカルが好きなんだ。私は仕事が忙しかったからね…。妻は仲が良い友達と良く行っていたらしいんだ。」

私「奥様から”あなたと一緒にミュージカルに行きたい”と言われたことはなかったですか?」

彼「そうだな…、「一緒に行きたい。」とは言われたことは無かったな。」

私「では奥様から「来週の日曜日はお仕事ですか?」とか「今度の休みはいつですか?」とよく聞かれませんでしたか?」

彼「それは何度もあるよ。それが何か?」

私「奥様はあなたと一緒にミュージカルに行きたかったんだと思います。」

彼「それはないよ!だって、妻からミュージカルの誘いは一度も受けてない!そもそも、君にどうして妻の気持ちが分かるんだね?」

話を聞いていくうちに、奥様はご主人に対して”サイン”を出していることが分かっていきました。

・ご主人の休みの日には、決まってテーブルにミュージカルの雑誌が開いて置いてあったこと。

・奥様が友達と行っていたミュージカル…。実は一人で行っていたこと。

・奥様はご主人の誕生日に、毎年チケットを二枚用意していたこと。

・子どもたちが家を出てから、奥様はもう必要以上に自分のことを話さなくなったこと…。

奥様は日々の生活こと、子どもたちのこと、これからの夫婦生活のこと、話せる相手が居なかったでしょう…。

彼「そうだったのか…。そうなら言ってくれれば良かったのに…。」

私「奥様が言葉にしないニーズに気づくことは難しいです。ですが、相手が何を望んでいるかを考えて”言葉にする前に答えてあげる” そのことが大事なのだと思います。」

彼「私はどうすればいいのか、教えて欲しい。」

それから、私はプロポーズさせニストとしてお伝えしている内容で「男女の違い」について、ご主人にお伝えしました。

女性は遠回しに物事を伝えることや、女性の話す言葉の中に”女性を満たすヒントがある”こと。

そして、女性は『自分が愛されているのかを確認し続ける。』ということ。

男性で、このことを知らないと”大きな勘違い”に発展してしてしまいます。

今回も”離婚を持ちかける”ことで、自分が愛されているか確認するため『愛の確認作業』だったのです。

しかし、その確認は彼女にとって”最後の愛の確認作業”だったのです。

二人が初めて一緒に観たミュージカルで”離婚の危機を救った”のが「ライオンキング」だったそうです。

あれから数年経ちましたが、このご夫婦は二人で旅行に行ったり、食事に行ったり、ミュージカルに行ったり…。

二人の時間を楽しまれているようです。

今ではご主人の方がミュージカルにハマっているそうです。

ご主人は奥様の話を何よりも大事に聞いて、誰よりも奥様の事を分かってあげられる素敵な男性になっていました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/