本日で1554名の男女の話を聞いてきた聞き上手の専門家&プロポーズさせニストの宮 弘智です。
私は色々な人の話を聞くのですが、以前から気になる事があるのです。
それは「笑い方」です。
「笑い」と一言でいっても色々な笑い方があります。
私の言う気になる「笑い方」とは、
「人を遠ざける笑い方をする人」
のことです。
例えば、ある人は笑いながらその場その場をごまかして次の話題に急いでいる人がいます。
そこでの「笑い」が身についてしまうと「相手に違和感」を与えてしまいます。
「笑い」を一つとっても「これ以上私の方に入って来ないで…。」という拒否が感じられる笑顔であったり、どうしたらいいか分からず、タジタジと固まって愛想笑いになったり…。
「笑い」にも色々な種類があるのです。
「笑い」を分析していくと面白いことが解るのです。
「鼻先でせせら笑う」ようににクスクスと笑ったり、フン!フン!と鼻先で笑ったりすると、相手を小馬鹿にしている感じに取られやすいのです。
「私はあなたを理解していますが、この話は理解できないわ…。」という、少し相手より優位にな立場に立つ感じが伺えます。
「笑い方」を分析することで、その人の「人間性」が解ってくるのでとても面白いと思います。
「齋藤孝の聞く力」 (だいわ文庫)の中で「笑い方にその人の本質が現れる」(P55-60)で紹介されている内容があります。
『私はかねがね表情が固まっている人は要注意人物だと思っている。
何百回と取材を受けているので、表情が固まっていて、わりと真面目そうに聞いている人は、原稿が仕上がってきたときにひどい内容であることが多い。
真面目な顔をしていれば、頭がうごいていなくても突っ込まれないだろうというクセがついているのだ。
会議でも、そういう顔をしている人からはほとんどアイデアが出てこない。その顔をしていれば突っ込まれないだろうという表情が顔に張りついて、クセになっているのだ。』
「齋藤孝の聞く力」 (だいわ文庫)
¥600
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表情一つ取り上げても何を考えているのかが解ってしまいます。
『目は口ほどに物を言う』と言います。
顔は笑っていても「目」だけは冷めているまなざしをしてたら、せっかくの笑顔が台無しです。
あなたの「笑い方」は大丈夫でしょうか?
さあ、自分の「笑い方」を鏡でチェックしてみましょう!(笑)
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