「典型的」な会話はアウト!!!

本日で1570名の男女の話を聞いてきた聞き上手の専門家プロポーズさせニストの宮 弘智です。

私は以前に「接客のコミュニケーション力」を付けたいという女性が、私の所へ相談に来ました。

Mさん「私は接客をしていると緊張して、固まってしまうんです…。手汗もすごいんです…。なんとかしたいと思っているんですがどうしたらいいでしょうか?」

という相談でした。

その女性Mさんは、カウンセラーに相談したり、病院の精神科にも通っていて、色々な方法を試して”藁をも掴む思い”で私のもとへ相談に来たのです。

私は医者でもなければ、心理カウンセラーではないので”専門的なアドバイス”はできないのですが、とにかくMさんの話を聞くことにしました。

お店で接客をする優れた販売員は、とにかく”お客様の話をひたむき”に聞いています。

私はリッツカールトン東京で接客をする時に「接客のお手本」のような人がいました。

彼女はトリートメント(エステ)のセラピストでした。

彼女はその月の「個人別の売り上げ成績」を比較すると、断トツな売り上げをたたき出していました。

化粧品を売るにしても”同じ商品”を売っても、他のセラピストと比べても”10倍近く差が開く”ほどでした。

私は、「どうしてこれほどまでに差がつくのか…」が知りたくなったのです。

優れたエキスパートの販売員には「常連な顧客」がついているのです。

特にエステ業界にとどまらず、美容院や歯科医院でも、

お客様は自分を素敵にしてくれる「知識や経験豊富な人」がいるお店に行くのです。

それは、一を言えば十を解ってくれるし、ムダな説明をしたくないのです。

「一を聞いて十を知る」

という感じですね。

今まで、このようなチョイスでやってきて、このライフスタイルであるなら、提案するアロママッサージオイルは”今までの「私のライフスタイルに合う技法」でやって欲しいという案内”をカットしたいのです。

ですから、お店でもお客様は”自分のことをよく知ってくれているエキスパートな店員を求める”ので、言うまでもなく彼女の売り上げはアップするのです。

しかし、10倍も差がついてしまえば「理由」はそれだけではないのです。

売り上げのアップし続けるエキスパートの彼女は、初めて対応するお客様ともいい関係が築けているのです。

それは、強引でもなく、それでいながら自分の考えや感性を上手に出して、

「私だったら、こっちの方にします。」

または、

「私の経験からすると、お客様の体調を考慮して”こちらのアロマオイルの方”がいいと思います。」

などの提案の仕方をするので、プライベート感がでるのです。

これは典型的な商品説明をされるとのは違い、全くかけ離れた感じがするでしょう。

その上、次に来店れるときには、前回の経験や内容がファイリングにまとめおけば…、

「無敵のセラピスト」

(敵と仲良くなれる。「敵」が「無い」状態。)

になれるのです。

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店員「たしか…、以前はこれらのような品物をお買い上げいただいたのですが、似たものだと面白味がないので、今回は少し違ったテイストをいれてアレンジしてみてはいかがでしょうか?」

お客様「あら、今日はあなたにお任せしてみようかしら!」

店員「ありがとうございます!では…。」

そんなことを言われると、お客様側もすごく助かるのです。

齋藤孝が書かれた著書「齋藤孝の聞く力」の中で、

【「人はたいてい自分のことを一般論理的に処理されるのを嫌う。」もっと「個としての自分」「ユニークな(唯一無二の)存在」として認めてもらいたいという願いを持っている。したがって一般論を言わないのが、聞く「構え」の基本である。】(P136)

【齋藤 孝の聞く力】

Amazon.co.jp

 

人と会話をするときに緊張してしまう「Mさん」でしが、”お客様との一対一の個々の会話”を増やすことで、徐々に緊張もなくなり、売り上げも伸びっていったそうです。

宮「その後はいかがですか?」

Mさん「最近は、”お客様とする会話のが楽しみ”になりました。」

宮「それは良かった!」

Mさん「お客様の個性にあった商品を提案をするので、個々に話を聞き対応することで、”一対一の心からのおもてなし”ができてきた感じがします!」

宮「手汗は相変わらず出ますか?」

Mさん「あ!忘れていました!(笑)いつの間にか、手汗はでなくなりました!」

Mさんは「典型的な会話」をしなくなっただけで、仕事での売り上げが伸びて、手汗もとまったのです。

今ではMさんは、某高級ホテルの従業員になって、多くのお客様を笑顔にしています。

 

【彼が進んでプロポーズしたくなる”私”になる4ステップ】
プロポーズさせニスト 宮 弘智

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オトコを楽しむための女性マガジン「Menjoy!」にて、
プロポーズさせニストとして取材協力しています。

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/