親を「許せない」「憎んでいる」と言う皆さんに宮がお伝えしたい事《話し相手の仕事・傾聴サービスの宮弘智》

親を「許せない」「憎んでいる」と言う皆さんに宮がお伝えしたい事《話し相手の仕事・傾聴サービスの宮弘智》

投稿日:2020年12月16日

本日は公式LINEアカウント(宮 弘智の傾聴ラボラトリー)に登録されている方から質問をいただきましたのでお答えしたいと思います。

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【ペンネーム:ツリーさん 50代 女性】

宮さんこんにちは、先日は一人暮らしをする父の話し相手になっていただき本当にありがとうございました。

宮さんはもう気づいていると思いますが、私が父と距離をとっているのは父のことを憎んでいますし恨んでいるからです。

ですから、母が亡くなってから10年以上が経ちますが父とは会っていませんし会話もしていませんし連絡のやり取りは最小限にしてメールだけで済ませています。

私は幼い頃から父から受けてきた言動や振る舞い、母に対して行ってきた暴力や浮気になどなど対して恨みしかありませんし、父親だったとしても父親らしいことを何一つしてもらえませんでしたので私にとっては迷惑ばかりかける居候だと思っていました。

母はそんな父とも離婚をせずに私や妹たちを守り続けてくれました、私たちのことを育ててくれたのは父ではなく母でした。

その母も10年前に乳癌で亡くなってから、私は父とは縁を切り絶縁してきました。

そんな中、ネットでたまたま宮さんの傾聴サービスのホームページを見てご連絡をさせていただきました。

理由としては「父の現状と様子を見てきて欲しい」と思ったからです。なぜそう思ったのかと言えば「母のため」でした。

母は父にされた仕打ちに対して全く恨んでおらず、それよりも母は「自分が死んだ後の父の心配」をしていたからです。

そして、母の命日に父がどうしているかの報告をしてあげたいと思ったからです。

でも、まだ私自身は父の事を恨んでいますし許せる気持ちにもなれませんでしたので、宮さんに父の様子を見に行ってもらい話を聴いてもらったのが事の経緯でした。

私自身が父と関わり父の面倒を見ることが一番だと頭ではわかっているのですが、すぐには父を許す気持ちになれないので悩んでいます。

私のように親と何かしらの確執を持っていたり、親と絶縁しているご家族からの依頼はよくあるのでしょうか?

そのような方々に宮さんはどのような想いや考えを持っているのか?などもお聞きしたいです。

そして、私のような「親と確執があり疎遠になっていたり絶縁状態」になっている人たちに対してアドバイスなどがあったらぜひお聞かせいただけたら幸いです。

以上のお悩み相談をいただきました。

私はお年寄りの話し相手・人の話を聴く仕事の傾聴サービスという仕事を数年行ってきた中で「自分の親を恨んでいる」「父親が許せない」「親と絶縁している」「親と10年以上も会っていないし話もしていない」という方々からの仕事のご依頼は多いですし年々増えているように感じていますし、“親との関係性がうまくいっていない人たちが世の中にはかなりたくさん居る”と思います。

今回は【親を「許せない」「憎んでいる」と言う皆さんに宮がお伝えしたい事】というテーマで親との確執で悩んでいたり親を憎み恨んで許せない方々に私なりのメッセージをお伝えしたいと思います。

皆さんの中に「親との確執の問題を改善したい」「親を受け入れて許せる考え方を持ちたい」「絶縁状態の親との関わり方のヒントが欲しい」という方は是非最後までご覧ください。

 

「親との確執」で悩んでいる人たちの現状

この自分の親との関係性がうまくいっていない人たちが具体的にどのくらい居るのか?と言うと、3人に1人ぐらいの割合だと思っています。

世の中の人たちは親と仲が良いと装って見せているだけで、現実はそのぐらい多いという意味です。(私が行っている仕事は特殊な内容なので余計にそう思うのかもしれません…。)

毒親の元で育ったアラフォー婚活女医が「幸せな結婚生活」を送る為に必要な勇気とは?

↑以前に【毒親の元で育ったアラフォー婚活女医が「幸せな結婚生活」を送る為に必要な勇気とは?】という記事の中でも書きましたが、私は傾聴の仕事の他に婚活支援の仕事で30〜40代独身女性専門婚活コンサルティングを行っているのですが、父親との関係性がうまくいっていないせいで婚活も失敗し続けていたり「私は父親と絶縁状態なんです。だから結婚するにも彼や彼のご両親にどう説明していいか分からなくて婚活をするにも支障が出てしまうんです…。」という方々が結構居るんです。

私の元に婚活の相談に来る方々の多くは「異性と良い出会いがないんです。」という悩みよりも「私は親の顔を10年見てなくて関係がうまくいっていないので彼氏ができたとしても、私が結婚をする事に対して祝福してくれないと思います…。」「父親が借金をして浮気をして母を泣かせるクズな男だったので、私はいつしか男性に対して“クズ”とか“騙されなてたまるか”とか“信頼できない”と心の底でそう思ってしまって彼氏ができても結婚するところまで行かないんだと思います…。」「親は私の事を愛してくれなかったんです。私よりも妹ばかり可愛がっていたんです。だから私が結婚する相手には私を愛してくれて裏切らない人が良いんです。」というお悩みを抱えた方々からの相談が本当に多いです。

 

父親との確執だけではなくて母親との確執もあったりと、その内容はさまざまです。

そういう意味でも、自分の親に対して不平不満・恨み・憎しみ・わだかまり・などの感情を持っている方々が、絶縁状態・疎遠状態・音信不通状態になっている方々もおますし、中にはその状態で死別してしまっている方々もたくさんいると思います。(実際に私の知り合いや友人にもそういう状態の人たちがたくさんいます。)

私が受ける相談内容が特殊な内容だからかもしれませんが、世の中で「親との確執」で悩んでいる方々は4〜5割ぐらいはいても不思議なことではないでしょう。

その反対に「私は親ととても仲が良いんです!」というご家族から傾聴のご依頼をいただいて一人暮らしをされているお高齢の親御さんのお話を聴くこともあるのですがその場合も高齢の親御さんが精神的に追い詰められていたり「子供に迷惑をかけちゃ申し訳ない…。」と無理をしていたりするケースもあるので、お互いに本当の意味で仲が良くて信頼しあっているご家族に出会えることが難しくなってきているのかなと思っています。

またはご高齢の親御さんが「うちの娘は色々とよくしてくれるんです!」と言っていても、後々になって娘さんが「私は親の介護をしたくない。」(親の面倒を見たくない)と急に言い出したり、外から見れば仲が良い親子だと見えていても本当はそうではないということもあったりするんです。

 

ですから、皆さんは知らないと思いますが(私だけが知っていることかもしれませんが)親と子どもが不仲だったり確執あったり関係性が切れているということは一般的によくあるし、多くの人たちはそんなことがあっても誰にも知られなくないと思って黙って隠し続けると思うんです。

つまり、世の中の多くの人たちは「実は私も親とは仲が悪いんです。」「親とはもう何年も会っていないんです。」という方々はザラに居るということです。

(このブログをご覧になっている皆さんの中にも「これ私の事かも…。」「これ俺の事だな…。」(親と疎遠になっている)と言う方々は結構居ると思います)

 

許せない親を「許す」ことを勧める理由

私もこのような事を言うのは気が引けますが「本当に親に感謝します!」「親に対して頭が上がりません!(頭が下がります)」と言える人を見つけ出す方が難しいと思うのです。

確かに多くの人たちは親への感謝の気持ちを持ていると思うのですが「子どもの頃に親から受けた事を考えると今でも辛い…。」「本当はあの時にこうして欲しかった…。」という出来事や記憶は誰にでも持っていると思うんです。

私がツリーさんにアドバイスできる事があるとすれば“許せないでいる父親を許す”ということをお勧めしたいのです。

ツリーさんはお亡くなりになったお母様のため(母は父にされた仕打ちに対して全く恨んでおらず、それよりも自分が死んだ後の父の心配をしていたからです。:という理由)に私の傾聴サービスを(お父様の話し相手・ご様子の確認として)ご利用になって頂けたと思いますし、ツリーさんはこれまでに父親から酷い仕打ちを受けてきて今更許す気持ちにはなれないと思うのです。

しかし、今先ツリーさんにある選択肢は「許す」「許さない」の二択しかありません。

つまり、父親をこの先も許さないとしたらどちらかが死ぬまで疎遠のままで居続けて生きていくのか?それとも許すか?という選択肢しかないんです。

 

私もこれまで親と絶縁状態のご家族からのお問い合わせを受けて親御さんのお話し相手や安否確認など仕事依頼を受けてきましたが、その中に本心では親の事を許せない気持ちがあっても、最終的に親を許したことによりお互いに笑顔で居られる関係性になっていく方々をたくさん見てきました。

結局許した方が自分にとっても相手(親)にとってもストレスな関係になっていく事を減らせると思うのです。

 

親が死んだ後では「許したくても許せない状態が続く」(後悔だけが残る)

例えば、親を許すのであれば「いつ許すか?」ということになるのです。

私の一個人の意見としては「なるべく早い段階で許してあげてほしい」というこということです。(親御さんが高齢の場合はなるべくはない段階で許してあげられるのであればそうしてあげて欲しいと思います。

「自分を許せない人」(さげまん)が何故“上手くいかない事”ばかり起きてしまうのか?

↑以前に【「自分を許せない人」(さげまん)が何故“上手くいかない事”ばかり起きてしまうのか?】という記事の中でも書きましたが、親が生きている間に許したという事実があるだけでツリーさんにとっても“自分にできることは全てやった”(やれることはやった)という後悔を残すことにはならないので状態になるので精神的にも今まで抱えていたストレスからも開放されるでしょう。

つまり、親が死ぬまでずっと怒りを溜め込んで許さずにいて親が死んだ後にその怒りの矛先を納める場所が無くなって精神的にストレスを抱えたまま後悔し続けるか?という二択しかありません。

私もこれまで「親を許せない」というさまざまな状況のお客様をたくさん見てきましたが、ほとんどの方々は親を許さなかったことを後悔しています。

中には「親を許さなかったことに対して後悔はありません」とおっしゃっている人もいましたがその方々の中には体調を崩しがちになっていたり、原因不明な鬱症状を訴えていたりメンタルに何らかの影響が出てる方もいました。(それらの原因が親を許さなかったことにより起きている症状という因果関係は不明です。)

 

親を許せなくても「和解」するだけでいい

中にはどうしても「それでも親を許せないんです…。」という方々も居て当然ですし、私もツリーさんに対して「絶対に父親を許してください」なんて言うつもりはありません。

ただ、許せない気持ちを持っていても良いので和解することならできると思うんです。

私が言う“和解”とは「休戦協定」「停戦協定」のよう一時的に休戦状態のようなものです。

つまり、「本当は怒りが収まらないバチバチ状態だけど、今だけは大目見てことを荒立てるようなことはしないでおこう。」という感じです。

例えば、面と向かって話したり会話をするのは難しいという人は「過去にこんなことがあって私にとってはそれが本当に辛かったです。でも今はその事は水に流せる気持ちになれました。」または「私が高校生の頃にあんなこと言ってごめんね。あの時は自分でもそうしてあんなことを言ったのかと今でも後悔しています。その事を伝えたかったです。」という手紙でも良いのです。(※ここで大事なことはそれらの内容が自分の本心でなくても構わないということです。)

その一言で意外に親と和解(一時停戦・休戦)できたりするのです。それは何故ですか?と言えば結局親の方も「自分も申し訳ない…。」「私が行ってきた事は今更謝ったとしても許されないかもしれない…。」と悩んでいる事がほとんどだったりするからです。

 

私がこれまでに傾聴の仕事で高齢の親御さんのお話を聴いて「子どもに対して辛いことばかりをしてきた…。」「子どもに謝っても謝り切れないぐらい申し訳ない酷い親だった…。」と涙ながらに訴えるお年寄りをたくさん見てきて思うのは、親は子どもに対して“許したいという気持ちをずっと持ち続けてこれまで生きてきてきる”というお気持ちで毎日を送っているということです。(それが親としての気持ちだといういうことです)

私も傾聴サービスをご利用になられたお客様にできる限りの助言やアドバイスさせていただいた中で、これまでに親との関係性が良くなった方々がいました。

しかしながら親子の関係性が良くなる瞬間は「あの時はごめんね。」というちょっとした一言で「自分こそ悪かったね…。」となるので改善するし親御さん自身もそうなるように願っていたり期待しているので、ツリーさんも親御さんに対して許せない気持ちがあっても(許せない気持ちを持ったままでも構わないので)一旦和解(一時停戦・休戦)するだけで「過去にこんなことがあって私にとってはそれが本当に辛かったです。でも今はその事は水に流せる気持ちになれました。」という想いを伝えるだけでも大きな一歩になると思います。

素直になれないツリーさんのお父様もその言葉を待っているかもしれないので、その言葉を伝えてみることでお互いの関係性が急速に改善するということは結構あるので試してみても良いと思います。

 

ただ残念ながら中には現実的になかなか親子の関係性が改善しない方々もいます。

中には「父親を許しません」「母親を許すことはこの先もないです。」という方々(トラウマになっている人たち)もいるので、一人暮らしをされているその親御さんの話し相手やお庭のお手伝い、買い物やお出かけの付き添い、最近では安否確認の他に親御さんがお亡くなりになった後の手続きをしてほしいという方々のご依頼が増えてきているのでそのあたりの資格や手続き方法についても進めている段階です。

私は今後もできる限りの事は取り組んで参りたいと考えているので、これからも傾聴サービス(話を聴く仕事)を通して皆様に傾聴に関する情報のこのブログを通じて発信して行きます。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

名前:宮 弘智(みや こうち) あだ名=みやっち 血液型:小さな事にこだわらないO型 健康:体力勝負は負けないぜ〜!(自分を追い込むドM型) 特徴:目が開いてないといわれる。(本人はパッチリ二重) 職業: ・プロポーズさせニスト ・話し相手、愚痴聞き、傾聴サービス 経歴:二十歳でテニスコーチとして就職する。 当時の上司から「ザ・リッツカールトン」の話を聞くうちに、そのサービスと心からのおもてなしに感動しテニスコーチからリッツカールトンのホテルマンになることを決意する。 二十七歳で「ザ・リッツカールトン東京」に転職。 初めて働く外資系の職場。 英語を話せないことから、ありとあらゆるミスや失敗をして、胃潰瘍や腰にポリープができるまでストレスを溜め込んでしまう…。 しかし慣れない環境に苦戦する中で、お客さまと真摯に向き合い、お話を一生懸命に聞くことで信頼関係を結ぶことができると気づきはじめる。 お客さまの話し相手としてホテルの部屋に呼ばれたり(当時禁止されていました)、ホテルの外でも会って話相手になることが増えていった。 自分が話を聞き、話した人が自ら「自分が進むべき道」を決めることができるようになるのを見て、かつてない喜びを感じた私は、話を聞くことを一生の仕事にしようと決意するのだった。 「ザ・リッツカールトン東京」を退職し、話を聞き、進むべき道を気づかせる、コーチングの会社を設立。 しかし、独立したものの生活は厳しかった…。 電気が止まる(笑) ガスが止まる(笑) 最後に水道が止まった(笑) このままでは心臓が止まる…死ぬ。(笑えない!) 貯金も底を尽き仕事をしなければと思い、以前から興味のあった「東京ディズニーリゾート」でキャストになり、ホスピタリティーや人を喜ばせることを学び続けた。 コーチングの仕事をしながら「男女のコミュニケーションとニーズの違い」の研究をはじめる。 「婚活に悩む30代男女の気づきのブログ」を開設。コミュニケーションの違いから遺伝情報の違い。職場での男女関係の築き方、伴侶と良い関係でい続ける方法などを伝えるコーチとして、1000人以上の男女の話を聞き続けた。 2012年「聴き上手の宮 弘智」としてマイナビやエキサイトニュースで取り上げられさらに、男女コーチングの経験を生かし、世界初の「プロポーズさせニスト」として「プロポーズされる女になる4つのステップ」サービスを開始。 現在は多くの女性が、パートナーと幸せな結婚生活を送るため考え方やテクニックを啓蒙していくべく活動中。 プロポーズさせニスト宮 弘智 http://www.miyacoach.com/love/