目次
- 1 認知症の人に自分がしてあげられる事(認知症の改善に効果があるのは傾聴と運動です)《話を聴く仕事・傾聴サービス・宮弘智》
- 2 ペンネーム:木本さん(52歳・女性)
- 3 認知症が進行するのは「運動不足」が原因
- 4 「孤独」と「会話不足」(傾聴不足)が認知症を進行させる要因になっている
- 5 最後に
- 6 【最新情報・お知らせ】
- 7 「話を聴く仕事」をしたい人の為の『傾聴ビジネス個別オンライン講座』(半年:全6回コース)
- 8 ◆【「人の話を聞く仕事」を始めたい方へ(傾聴で起業または副業をお考えの方々へ)】
- 9 ◆LINE公式「宮 弘智」アカウント開設しました!
- 10 【宮 弘智公式SNS情報】
- 11 宮がおすすめする結婚相談所&婚活アプリ情報!
- 12 募集中の講座・カウンセリング・お知らせ
- 13 ◆お試しカウンセリング
- 14 ◆【運命の人と結ばれたいなら、 今すぐ婚活はお辞めなさい。 : 極上のパートナーと結ばれている幸せな 「あげまん」が実践してる21のこと】 「電子書籍」を出版しました!
- 15 ◆オンライン個別講座
- 16 共有:
- 17 いいね:
認知症の人に自分がしてあげられる事(認知症の改善に効果があるのは傾聴と運動です)《話を聴く仕事・傾聴サービス・宮弘智》
更新日:2021年4月2日
本日は公式LINEアカウント(宮 弘智の傾聴ラボラトリー)に登録されている方から質問をいただきましたのでお答えしたいと思います。
↑宮 弘智の傾聴ラボラトリー公式LINEアカウントでは、、傾聴・話の聞き方・聞き上手に関するスキルやテクニック・話を聞く仕事(傾聴サービス)に関する情報を発信しています。傾聴に関すること全般にご興味がある方はぜひご登録ください!
ペンネーム:木本さん(52歳・女性)
初めまして、前日宮さんの傾聴LINE公式アカウントに登録させていただいた木本と申します。
宮先生のブログは過去の記事をさかのぼって読ませていただいております。
今回はご相談ありましてメッセージさせていただきます。
私の母が軽度の認知症を発症してしまいました。母は83歳です。
私は幼い頃両親が離婚して母の元で暮らしていたのですが、中学生の時に母が癌で亡くなってから叔母(母の姉)が私を引き取ってくれてました。
それからは叔母が私の母になってくれて「私を本当の娘」のように私に愛を注いで育ててくれました。
私の叔母が認知症だということはわかっているのですが、叔母に対しては認知症のことは触れずに関わっています。
(叔母も自分が認知症だということは気づいていません)
しかし、ここ最近になって叔母の認知症が悪化してきて、私も同様を隠せなかったり、叔母に対してどう関わっていけば良いか分からないでいます。
宮先生は傾聴サービスをする中で認知症の高齢者の方々と関わる機会があると思いますが「傾聴をすることで認知症の進行を遅らせる」とホームページに書かれていましたが、私も叔母のお話相手をしてあげているのですが感情的になってしまって上手に傾聴をしてあげられずにいます。
でもお互いの心は通じ合っていると思います。
宮さんがこれまでお年寄り(特に軽度の認知症)の方々と関わってきて傾聴の他に認知症の進行を遅らせたり改善に効果があった内容があればご教授していただけますでしょうか?
(※もちろん病院に通院したりお医者様が出してくださる薬でも治療することも検討します。)
宜しくお願いいたします。
↑以上のメッセージをいただきました。
私がこれまで高齢者の話し相手・傾聴サービスという仕事をというをやってきて、70〜100歳代のの方々のお話を聴く機会もたくさんあります。
お年寄りになってくると認知症のリスクが高まってくるのは避けられないと思います。
特に80代を過ぎると4人に1人の方が認知症になっているいうデータがあります。
80代を超えたお年寄りが認知症になるというケースがが起きた際に「どういうことができるのか?」と場合において「病院に行って診てもらいましょう。」と伝えるのも一つの方法だと思うのですが、私がこれまで多くの高齢者と関わってきて認知症の進行を遅らせたり改善させるため方法として適しているのはやはり“傾聴”と“運動”です。
認知症が進行するのは「運動不足」が原因
病院に行って診察をしても認知機能を若干改善させる薬はあるようですが、現在の医療技術でもアルツハイマー病や認知症の進行を食い止める薬はまだ無いそうです。
定期的に軽く汗を流すぐらいの運動(有酸素運動)が認知症の進行を遅らせたり、状況によっては認知症が改善されるという研究結果も報告されています。
↑詳しくは国立長寿医療研究センターが作成している【認知症マニュアル】を参照ください。
認知症の叔母様に対して木本さんできる最も良いことは、一緒にお散歩をしたり一緒にどこかへ出かけたりするなどの“一緒に運動をする”というをしてあげると良いと思います。
叔母様に「運動をしなさい!」と言って運動をさせることは大変だち思いますので、“木本さんが叔母様と一緒に運動をしてあげる(付き添ってあげる)”ということができればとても良い方法だと思います。
↑以前に【一人暮らしの高齢者が利用するなら「老人ホーム」と「傾聴サービス」のどちらが良い?《話を聴く仕事・傾聴サービス・宮弘智》】という記事の中でも書きましたが、以前に「親が一人暮らしをしていて施設(老人ホーム)に入居させたい」というご家族が居て老人ホームに入居させたのですが、結果的に数年後に認知症が悪化して病気をしてお亡くなりになってしまいました。
老人ホームに入居するまでは、一人で家事をしたり買い物をしたり一日中身体を動かしていたので“毎日運動をしている状態”だったのですが、老人ホームに入居してからは家事も買い物もしなくなったので一気に運動不足になってしまったのです。
階段で躓いて足を骨折してからは車椅子生活になってしまい、さらに身体を動かさない状態が続いてしまい同時に認知症が悪化してさらに喘息になってお亡くなりなってしまいました。
私がこれまで多くの高齢者と関わってきて認知症の進行を遅らせたり改善させるため方法として適しているのはやはり“運動”です。
私のブログの中でお伝えしていますが「自分の親が認知症になってきたらどうしますか?」という状況になった際には『たくさんお話を聴いてあげて一緒に散歩してください。』というのが私なりの回答です。
私の傾聴サービスをご利用になってくださっているご高齢のお客様と天気がいい日には公園を散歩したり、雑談を交えながら色々なお話を聴かせていただきます。
木本さんも叔母様と近くの公園に一緒に散歩したり、叔母様が動物が好きだったら一緒に動物園に行ってもいいし、叔母様が買い物が好きだったら一緒にウィンドウショッピングをしながら見て歩くだけでも1〜2時間以上は歩くと思いますのでとてもいい運動になります。
ご高齢の方(70〜80歳以上の方々)の場合はゆっくり歩く散歩でも有酸素運動になるので、運動だからといって走ったり飛び跳ねたりする必要はありませんのでゆっくり歩くだけでOKです。
私もこれまで多くのお年寄りの方々のお話をお伺いしてきましたが、認知症になっているお年寄りの多くは家からほとんど外出することもありませんし運動不足の方々ばかりです。
もちろん、年を取れば足が痛い腰が痛いとか、病気を患っているとか、色々な原因があって運動不足になっている人たちがいますが、週に一日ぐらいしか外に出ない(運動しない)という人が認知症(認知症予備軍)になりやすいそうです。
ですから、“運動不足が認知症を促進させ悪化させる要因になっている”といえます。
さらに言えば、一日20分の運動をすることで認知症になるリスクを50%以下に減らせますので、家事洗濯をしたり買い物しにいくためにスーパーマーケットを往復20分ぐらいの運動でも認知症になるリスクを50%以下に減らせることができるのでとてもおすすめです。
もしも皆さんの周りに認知症のリスクにあるご高齢者がいらっしゃる場合には、20分程度の散歩を雑談を交えながら一緒にしてあげるだけでも認知症のリスクをさげるのでとても良いと思います。
「孤独」と「会話不足」(傾聴不足)が認知症を進行させる要因になっている
認知症を進行させる要因になっている大きな原因は「孤独」と「会話不足」(傾聴不足・コミュニケーション不足)です。
私たち人間の脳は人と会わなかったり人と会話をしないと活性化しません。(※逆に言えば人と会わなかったり人と会話をしなければ脳は衰退化していってしまいます。)
お一人暮らしのお年寄りの場合に“友達もいない方々は認知症が進行しやすい”(誰とも話さない日々を過ごすことで認知症が進行しやすい)ということが言えると思います。
さらに「孤独」(一人きり・寂しい・頼れる人とが居ない)という気持ちでいることがネガティブ面が認知症など、若い人であれば鬱などを引き起こしやすくなる状態になると言えるでしょう。
私のお客様の中にも…
と仰ってくれるお婆様がいます。
だから、木本さんも叔母様と一週間に一日でもいいのでお会いして一緒に散歩したりお茶を飲んだりして精神的な安心を与えてあげるだけでも認知症の進行も遅らせることが期待できると思います。
最後に
認知症の人に対して何もできないでもどかしい想いをされている方々も多いと思います。
実際に病院に通院して診察をして薬を処方してもらうことしかできませんし、認知症の進行を止める方法もありませんので今の医療技術ではそれ以上のことは出来ないのが現状です。
お医者様に言われるのは「適度な運動をすることを心がけてください。」としか言われない(そうとしか言えない)ので、一緒に散歩をしたり一緒に買い物に行くのもとてもいい運動になります。
さらに言えば、“あなたが叔母様のお喋り相手になってあげて傾聴してあげるのもとても良い関わり合い”だと思います。
ですので、『定期的に叔母様に会ってお茶をしながら楽しくお喋りをして、一緒に散歩をしてあげることが認知症の進行を遅らせる良い方法』だと思います。
私もたくさんのお年寄りの方々と関わってきてわかったことは、運動を定期的にやっていると物忘れなどの症状が改善されてくるということが目に見えてわかりました。
木本さんの叔母様の軽度認知機能障害(認知症の一歩手前の状態)でも定期的に散歩をするなどの運動をしたり、お茶をしながら楽しく会話をして笑顔で居ることで認知症の進行を食い止めることが充分可能だと思います。
大事なことは一緒に散歩(運動)をしたり一緒に会話(コミュニケーションを取ること)をしたりするなどの『一緒に取り組んでいく』ことが“高齢者の心と身体の健康”を作っていくことになりますからね!
運動は認知症の進行を遅らせたり予防をしますし、会話(話し相手・傾聴)をすることで笑顔になる機会を増やして生きがいを与えてくれることもあるということを覚えておいてくださいね!
このブログではで傾聴に関する情報を発信しております!
また傾聴ラボラトリー公式LINEアカウントでブログでは聴き上手になるコツ・傾聴に関する知識や最新情報を届けしていますのでぜひLINE公式アカウントもぜひご登録ください↓
本日も最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました!
※このブログをお友達に紹介したり、どうぞご自由にシェアや引用をしてください!
【最新情報・お知らせ】
「話を聴く仕事」をしたい人の為の『傾聴ビジネス個別オンライン講座』(半年:全6回コース)
この個別オンライン講座では一人一人のパーソナル個別オンライン対応で傾聴を仕事にしたい方のために傾聴ノウハウやスキルや顧客獲得コンテンツを学んでいただきながら、“傾聴ビジネスで活躍する方々を応援”して個別で丁寧にアドバイスご指導します!
詳しくは【《アフターコロナ時代に求められている仕事》「話を聴く仕事」をしたい人の為の『傾聴ビジネス個別オンライン講座』(全6回コース)】←をご覧ください!
「人の話を聞く仕事に興味をお持ちの方」 「高齢者の方々のお話を聞く事が好きな方」 「副業として傾聴の仕事を始めたい方」 「個人事業主として傾聴サービスの仕事を始めたいと考えている方」を育てて、今後の超高齢者社会や引きこもりなどの問題解決をするべく傾聴という仕事を社会的に広めるべく活動をしたり、傾聴を仕事をする仲間たちを増やして行きたいと思っております。
詳しくは→「高齢者の話を親身になって聞いてあげられる人を育てよう!」(「傾聴のプロ」を生み出すプロジェクト)をご確認ください。
◆LINE公式「宮 弘智」アカウント開設しました!
いつもブログをご覧になってくれてありがとうございます!LINE@を始めましたので是非ご登録よろしくお願いします!
この LINE@にご登録するとブログやYouTubeの新着情報・「宮に直接相談したい!」という方は LINE@にご登録ください!
【宮 弘智公式SNS情報】
→LINE公式アカウント(※友だち追加していただいた方にお得な20%割引クーポン贈呈中!)
宮がおすすめする結婚相談所&婚活アプリ情報!
この記事ではおすすめの結婚相談所や婚活アプリ選びのコツが読めます!
→【おすすめ婚活アプリ紹介】婚活アプリのブライダルネットは「本気で結婚したい人」におすすめできます!
→【結婚できる大手結婚相談所紹介】「パートナーエージェント」の口コミ評判徹底分析!
→一年以内の成婚率の高さ・交際率の高さ・成婚退会者の声が多い結婚相談所をおすすめします!
→【大手結婚相談所比較一覧】会員数・成婚実績・一年間の総額費用が一番高い所は!?
募集中の講座・カウンセリング・お知らせ
60分のカウンセリングで、あなたの真の悩みを聞き出し、婚活(お見合い・ネット婚活)・あげまん・個別セッション講座やブログの中でお話している「男性の本音」を男性目線でわかりやすくアドバイスをさせていただいております。
※無理な勧誘や営業はしませんのでご安心ください。まずは気軽にお話をしましょう!
◆【運命の人と結ばれたいなら、 今すぐ婚活はお辞めなさい。 : 極上のパートナーと結ばれている幸せな 「あげまん」が実践してる21のこと】 「電子書籍」を出版しました!
今まで誰も語らなかったパートナーシップの考え方や男女の結ばれ方ついて書きました。
日本の婚活業界のブレイクスルー(婚活業界をひっくり返す内容)について書かれていますので、是非手元に置いてご覧ください!
・ネット婚活アプリを使って結婚相手を探すテクニック
・SNSアプリを使って婚活を進めたい方
・男性に会う前に好意的に接してもらう発信スキルなど
Webオンライン上で個別コンサルティングを行なっております。