このブログは→【①『無』を使いこなして、『有』を得る(前編)】の続きになっています。
「いくら考えても『無』から『有』の知恵なんて、私の頭からは出ません…。」という人がいるのです。
”そういう人”が『知恵が絶対に出る方法』をお教えします。
たとえば、「笑顔で”愛想よく”しよう。」とか、「お店”掃除”しよう。」とか、「店の周りを”キレイ”にしよう。」とか、色々とアイデアが出ますよね?
もし、それが出ない人がいたとしたら、自分のことを”怠け者”だと思ってください。
そう、あなたは怠けてるのです。(笑)
だからと言って、本当にあなたは「知恵」が出ないと思っていませんか?
それでは、今から絶対に「知恵」が出る方法をお教えたいと思います。
今日から、三日間の間で「いいアイデア」、要するに『無』から『有』を生み出す、”いいアイデア”ではなくてもいいので、アイディアを出してみるのです。
とりあえず、何でもいいのでアイデアを「5つ」出してみてください。
例えば、お店きれいにするとか、何でもいいのです、味付けよくするなど。
「私は美容室をやっているんだけど、リラックスするミュージックを流していいムードを出します!」とか、なんでもありますよね!?
どうしてもアイディアが出なかったら、私の言ったことでもいいですし、”他の人がやっている事のマネ”をしてもいいのです。
「3日のうちに、アイディアを3つ出してください。」と言っているのかかわらず、一つもアイディアを出さなかったら…、「あなた死刑です。」ってことになったら、あなたはどうしますか?
ちょっと、大げさな話かもしれません。
しかし、「死刑」になっても、実際にあなたはアイディアの一つも出ないのかと思っても、”一時間で五つ”ぐらいはアイディアを出すはずです。
もし、「首つり死刑」になって、首に縄がかけられたら、あなたは慌てて「やります、こやりますから、許してください!!!」と、言うはずです。
ですから、本当は「あなたは怠けている」だけなのです。
「必死」でやるといいうことは、「やらないと、必ず死ぬ。」と思えばいいんです。
実際に仕事がなく、”売り上げ”が立たなければ、いずれ死ぬことになるのは言うまでもありませんが…。
商人というのは、小さくても大きくても「経営者」なのです。
経営者というのは、『頭』を使わなければならないのです。
私も「宮さん、『手』や『足』だけ動かしていたのでは、まったくダメなんだよ。」と教わりました。
恋愛や結婚もそうです。
人間、子孫を残すことは本能です。
しかし、いい子孫を残していく事を「商売」や「経営」として考えてみましょう。
あなたが、子ども(子孫)を残せなかったら、あなたの家系(血筋)はそこで途絶えてしまいます。(子どもを産めない「理由」がある方は対象にしていません。)
それは、会社経営で言えば「倒産」です。
あなたの家系(血筋)を絶やさない為には「どうしたらいいか!?」と『頭』を使って、経済的にも「健康」、身体的にも「健康」な伴侶に出会うために『頭を使って考えなければならない』のです。
やたらめったらに「子づくり」に専念するのも考えようですか…。(笑)
あなたの身体にながれる「血筋」が絶えることがなかったから、あなたが誕生しました。
今まで続いてきた「血筋」を”あなたの代”で絶やしてしまえば、あなたの家系(血筋)はこの世界からなくなります。
(あなたが何らかの理由で子孫を残せなくても、あなたの「兄弟」が子孫を残すこともあるでしょう。)
もし、これが会社経営だったら、”あなたの代”で絶やしてしまえば倒産で、この世界からあなたの会社がなくなるということですね。
ですから、今日から誰もが「経営者」ったつもりで、自分の「血筋」を遥か末代まで「経営」する感覚を持ってみてはいかがでしょうか?
言ってみれば、『家系と言う家族を”経営”していく感覚』ですね。
(これはあくまで、一つの考え方ですのでご理解ください。)
職人でも、美容師でも、板前さんでも、演奏者でも、スポーツ選手でも…、何であろうが自分自身を『経営』していくことには変わりはないのです。
働く誰もが「経営」を勉強しなければならない、とのいうことです。
それを、『頭』を使わずに「腕一本だけ行く。」というのは、怠けているのです。
板前さんが、料理が上手いのは、当たり前なのです。
美容時さんが、頭を上手くできるのは、当たり前なのです。
それだけでいいのであれば、ずっとこの先も「職人」でいればいいのです。
経営者になるということは、ちゃんとそのことを考えて、人を使って、税金を払って国に収て、国がまた潤って、働く人がそこに集まり、若い人が就職して行って、結局は彼らは”上を見習っていく道を作る”のということです。
結局は最終的に、後にも先にも淡々と「あなた自身がやり続ける」しかないのです。
もし、あなたがやり続けられなくなったとき、「あなたは頭が悪い」のではないのです。
あなたは、「怠け者」だと思ってください。
怠け者なのに、「私は頭が悪いんです!」とか言ったら、あなたの『頭』に失礼ですよ!(笑)
人は、同じ材料で造られています。
よく「あの人は特別な人だから…。」と言いますが、特別な材料で造らた人間がいたら見てみたいものです。(笑)
ですから、「首つり死刑にするぞ!」と言われたら、あなたには答えが出せるのです。
でも、やらりたくなければ、やらなくてもいいのです。
しかし、すべては自己責任です。
やらなくてもいいけど、「自分が儲からないのは、自分が怠け者なんだ。」そう思ってください。
または、あなたは「手足を使うのはいいけど、頭使うのはイヤなんだ。」って言うふうに思ってください。
厳しいようですが、「プロの世界ってそういうもの。」ですよね。
それから、『精神論』や何かもそうです。
「誰々がこうなってくれたらいいのに…。」とか、「うちの旦那がこうなればいいのに…。」とか、「奥さんがこうなればいいのに…。」って…。
しかし、ああにもならないし、こうにもなりませんし、実際はどうにもなりません。
それよりも、「あなたは、全く変わらなくていい。」とか、「この人は、このままでいい。」とか、「あの人は、あのままでいい。」と『自分の考え方』を変えちゃえばいいだけです。
それが『精神論』だと思うのです。
「意思の力」がどうのこうのって…。「スピリチュアル」な力がどうのこうのって…。
『精神論』とは、あっちを変えたいとか、こっちを変えたい、ではありませんよね?
「自分の心の持ち方を変える」ってことですよね?
だから、「ああ部長、今日もまた「愛の雷」を落としてくれないかな…!?」って思えるかどうかだと思うのです。(笑)
これも「ひとつの修行」だと思ってれば、今まで『嫌』だと思っていたことが、うれしくてワクワクしてきますよね!
「俺は負けないぞ!」とか「アタシ負けない〜!」って、気持ちって大事ですね!
「お宅の会社の部長って『うるさい』んでしょ…。」
「いや、うるさくないですよ!僕のために一生懸命がんばって言ってくれて、本当にありがたいと思ってます!」って言えるかどうかです。
「あの『お説教聞』がないと、逆にさみしいぐらいなんですよね〜!」って言った時に”ものすごい変わる”のです。
「この前、30分も怒られてショック…。」ではありません。
「最近、30分しか怒んなくて、部長は根性なくなったな…」とか、「せめて、2時間ぐらいお説教をがんばってもらいたいもんだよ!」ぐらいの勢いになった時に、あなたの周りは変わるのです。
ですから、『無』というものの使い道がわかった時に、はじめて『有』を活かせるのです。
『無』を使えない人間が最初から『有』を求めると、必ず『無』に帰してしまう…。
あなたの周りで「お金がないんです」って言う人はいませんか?
お金に苦労した人は、「お金のありがたみ」を知っています。
「月に僕1万円しか貯金できないんです。」って、年間12万円の貯金。
1年はたらいて12万。12万円の重みって凄い…。
そういうふうに、溜めたお金でちっちゃいお店を出すから、「どんな小さなお店」でも『宝物』に見えてくる。
だから、「このお店つぶしたくない!!!」と思うのです。
どんな状況でも、「ここにお客さんを呼ぼう!」と思うのです。
「お金がないからできないんです…。」だったら、お金がなかったら、溜めよう!
「少ししかたまらないんです…。」って、その少しずつためている間に、”お金のありがたみ”がわかるのです。
自分の店に来てくれた人に、心から「ありがたい」と思うのです。
だから、今起きていることは、”全部あなたのためになってる”のです。
今、『無いこと』を活かしきってないのかもしれない…。
『無』を活かせた時に、はじめて『有』が生きるのだと思うのです。
だから、大事なことは『有』の「有ること」だけを望むのことではない。
そしたら、少しだけでも軽くなる。
長々と読んで頂きまして、どうもありがとうございました。
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