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私は仕事柄なのか、聞き上手なので「悩み」や「相談」など、色々な人の話を聞くことが多いのです。
そのときに、
「そうだよね、大変だったね、その気持ち、わかるよ…。」
と言っていることが多いらしいのです。
「そうだよね、大変だったね、その気持ち、わかるよ。」と言ってしまうことは、私の『口クセ』なのです。
私はこの『口ぐせ』のおかげで、
敵を味方に変えることができる
のです。
どういうことですか?と言えば、商人やサービス業、接客業をしていて「争いごと」を起すのはよくないのです。
特に恋愛関係の男女関係も「争いごと」が多いと…
♀「私はこの人と合わないかもしれない…。」
とか、
♂「俺たちは一緒にいない方がいいのかな…。」
なんて思ってしまうのです。
しかし、中には…
「私は”争いごと”を起してもかまわないわ!」
という意見を言う人がいるのです。
しかし、そういう人はそれで良いかもしれませんが、相手はそう思っていないのです。
「そうだよね、わかるよ…。」というの言葉はどういう意味ですか?といえば…、
「あなたの『言いたいこと』がわかったよ。」
と言う意味ですので、あくまでも”相手の意見に賛同してるわけじゃない”のです。
「そうなんだね…、その気持ちわかるよ。」
と、相手にまずこの言葉を言ってみてください。
そうすると、そこで初めて相手は…
相手「あ、この人は”私の言うこと”を聞いてくれるんだ…。この人は私の仲間なんだ…。」
と思ったとき、人の心の扉はスーッと開くのです。
あなたはそこで…
あなた「そうだったんだね、俺もそうだったんだけどさあ…、やっぱり、ポジティブなことを言ってたほうがいいかもしれないね…。」
と言うと、相手も…
「そっか…、仲間の言うことは聞いてみようかな…。」
という気になり、相手はあなたの「意見」や「要求」などを聞いてくれるようになるのです。
しかし、「そうだよね、わかるよ。」という言葉を『口ぐせ』にしないと、この技を使いこなすことはなかなかでません。
ですから、暇なときに、周りに誰もいないときに…
「そうだよね…、わかるよ…。」
「そうだよね~、大変だったね…。」
と、これを”シャドーボクシング”みたいに練習してみてください。
これをやっていくと、少しぐらい相手と「意見の食い違い」が起きたときに、普段のあなただったら「いや、それ違うよ!」と言ってしまうところを…
「そうだよね~、わかるよ…。」
と言ってみてください。
それと一緒に、「おうむ返し」「相づち」を入れながら首を縦に振りなうなづきがら…
「うんうん、そうだね〜、わかるよ…。」
と言うとさらに効果が上がります。
詳しくは【聞き上手の専門家がついに明かす、魅力的な人が使う「オノマトペ返し」とは!?】をご覧ください。
また、ウンウンと”首を縦に振ると免疫力が上がるらしい”ので、一石二鳥です!
知っていますか?首のはツボがあるのです。
私の師匠が言うには、首を横に振ると、免疫力がだんだんと下がって来て「くだらない病気」にやられてしまうらしいので皆さんもお気をつけください。
また、「否定的な人」というのは、”首を横に降っているイメージ”がありますよね?
ですから、できるだけ「う~ん、そうだよね~、わかるよ」と言ってみてください。
これを上手に出来るようになると、「人生がすごく流れるように上手くいきます」からね〜
特に女性はアドバイスをされるよりも、”共感されることを求めている”ので…
♀「あなたの言うこと、超わかるぅ〜!」
ということを言い慣れている人が多いので、わかる内容だと思います。
例えば、あなたが犯罪を犯すとしましょう。
そこで、おまわりさん(警察官)の中に「怒る人」と「そうじゃない人」がいるのです。
犯罪を犯す人というのは、言うこと成すことに心理的にも「言い訳をする人」が多いのです。
師匠から聞いた話ですが、田中角栄さんが脱税事件をしたときに調べた警察官が、同じこと言ってたらしいのです。
それは、「犯罪を犯すような人」というのは、大体が警察官に怒られますよね?
警察官「何でこんなことやったんだ!おい!白状しろ!」
そんなことを言われると、容疑者はなかなか白状なんてしないものです…。
どうしてかと言えば、犯罪などを犯すような「そういう人」は
”怒られ慣れている”
のです。
小さな頃から親にも怒られて、先生にも怒られて、周りの人からずっと怒られて
”怒られすぎて心が鍛えあがっている。”
ので仕方がありません。
昨日、今日、ちょっと怒られたぐらいで、そういう人は反省なんかしません。
ところが、そういう人でも怒鳴っている一方で、ベテランの警察の捜査員が…
「わかるよ、お前の言うこと…。お前みたいな人生を歩んでたら、俺だってそうなっちゃうよ…。」
「根っからお前は『悪い奴』じゃないんだよな…。」
「俺も犯罪者をずっと見てきた人間だからね、お前が”根っから悪い奴かどうか!?”そのぐらいわかるよ!」
と相手の話をしみじみと聞いてあげると、相手の犯罪者も”永久に黙ってられるとは思えなくなってくる”のです。
(画像:取り調べをしている刑事と、心を開こうをしている犯人)
犯罪を犯した容疑者も人間ですから…、
犯罪者「どうせ白状するなら”この刑事さん”のほうがいいかな〜。
他の刑事は怒鳴ってばかりで、あの刑事に手柄を立てさせるのも腹立つしな…。
この刑事さんに白状して、そろそろ終わりにしよう…。」
ということになるのです。
犯罪者ですらそう思うのですから、犯罪を犯してない相手に対して「あなたの考えは違うよ!」なんて言ってしまったら、たちまち、その人の「心の扉」はバタン!と閉じてします。
そして、その人は「あなたの言うこと」を聞かなくなってしまうのです。
「会う人会う人を敵に回す人」
と
「会う人会う人を味方にする人」
がいるとすれば、あなたはどちらの人がいいと思いますか?
この、相手を味方にする魔法の言葉が…
「そうだよなあ…、あなたの言いたいことはわかるよ…。」
という言葉なのです。
あなたもぜひ練習してください。
また、男性は女性に対して色々とアドバイスをしがちになってしまいますが…
♂「そうだったんだね、君の気持ちはわかるよ…。」
♂「そんなことがあったんだね、僕で良かったら何でも相談に乗るよ。」
(アドバイスや解決せずに、女性の話をとことん聞く。)
♀「この人は、私の話をとことん聞いてくれるのね❤︎」
このように「そうだったんだね。わかるよ…。」という”魔法の言葉”を覚えておくと男性は「女性にモテる❤︎」ので、ぜひ身に付けることをお勧めします!
これは練習しないでサラッとは出来ませんから、ぜひたくさん練習してみてください。
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