会話をはずませられる人、それは「聞き上手な方」で「傾聴力」があります。
特に聞き上手な方は共通して「相づち」がとても上手です。
本日は、すぐに使えて相手に好印象を与える「相づち」をいくつかご紹介しますので、会話が続かないことを気にしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
そして、あなたが話し手(相手)の立場として読んでみると相づちの大事さがよくわかると思います。
著茶:今井 登茂子
出版社:大和出版
最近ではこのようなコミュニケーションについての本もたくさん出版されています。
では、聞き上手に共通する「相づち」の説明をして行きましょう。
目次
①
相づちでは上手に「うなずく」とは?
うなずくことは相づちの基本になります。
・「ウンウン」と細かくうなずく
・「なるほど…。」と深くゆっくりうなづく
などなどうなづきにも色々なパターンがあります。
好かれるために抑えておきたい大事になる「うなづきのポイント」とは、
相手の話すスピードに合わせてうなずく
ということです。
話すスピードに合わせることは”同調効果”といものがあります。
つまり相手が、
「この人とは何だか、話が合うな〜!」
と思う瞬間とは、
・息が合っている
・話がかみあう
・馬が合う
などを感じる心理が同調効果によって働くので、あなたに対して不快な感情を抱くよりも、好意的な感情を抱くのです。
②
相づち上手は「声」を出すとは?
「へぇ〜」「はい!」「ほぉ〜」
「あぁ〜」「えぇ〜」「なるほど!」
など言葉にならないような声で感情を表現しています。
これは些細な反応のように思われるかもしれませんが、話し手(相手)にとってこのような相づちがあるだけでとっても話しやすくなります。
「最近、仕事で新人の教育係の担当になったんだよ。」
「へぇ〜」
「それが、今まではそういう仕事は避けてきたけど、いざ携わってみると面白くてね!」
「なるほどですね!」
「それから…。」
「うんうん!」
という感じです。
また、「えぇー!?」などと感情を表現しやすいのですが、わざわざ言葉にしなくても話がさらに弾むことでしょう。
③
相づち上手は共感&同調するとは?
「そうそう!」「たしかに!」「私もです!」
「そう思います。」「わかります!」
などなどは感情の共感をストレートに伝えることができるのです。
先ほどの同調効果もそうですし、共感力が高ければ高いほど、
”話し手はどんどん気持ちよくなる”(良い感情)
のです。
「出会いがなくてさぁ。」
「それわかる。私もよ!」
「だよね!だってさ…。」
といった具合ですね。
共感の相づちが上手にできると話し手(相手)は
「もっとあなたと話したい!」
と思いますし、「相づち」は”仲良くなれるエッセンス”みたいなものなのです。
④
相づち上手は繰り返し上手とは?
「繰り返す相づち」とは、相手の言葉のお尻をとらえて「おうむ返し」をすることです。
これは相手にそれについて関心があると思わせる反応のことです。
この「おうむ返し」をどう返していいかわからない方、または共感や同調しにくくて困った経験をした方はいませんか?
「私、会社を辞めようと思うの。」
「そうなんだ。」
「…うん。」
それよりも、
「私、会社を辞めようと思うの。」
「”会社を辞めようと思っている”のかい?」(繰り返す相づち)
「そうなの。聞いてくれる?実はね…。」
以上のようにこの「繰り返す相づち」ができれば、相手から自然な形で話を引き出すことがでるのです。
これは聞き上手な方がやっているの一つです。
⑤
相づち上手は、
「一言感想」を伝えているとは?
「かわいい!」「素敵!」
「それは大変だったね…。」「すごい!」
などなど、一言で共感した感想を伝える「相づち」はたくさんあります。
知らず知らず話を聞いて、感想をダラダラと伝えたくなってしまうこともありますが、
共感した感情の「一言」
を伝えるという点が重要なのです。
あなたは感想を伝えていたつもりが、いつの間にかあなた自身の話になってしまったり、相手の話の腰を折ってしまうことがあるので、「共感した感情の一言」を意識して伝えたいですね。
⑥
相づち上手は”質問上手”とは?
質問も相づちとして使うことができます。
「なぜ」Why
「何が」What
「いつ」When
「どこで」Where
「誰が」Who
「どうやって」How
「どのくらい」How many
という5W2Hを、そのまま相手に対して質問するのです。
質問は話をうながす効果がとても高いですから、話がうまくできない方がれれば積極的に利用すると良いでしょう。
ただし、
・質問攻め(質問のし過ぎ)
・相手が聞かれたくないことは質問はしない
などなどの以上のことをされると、相手が話に集中できないことがあるので注意が必要です。
【最後に】
相づちの種類を使い分けることによって、会話に幅もでますし、ボキャブラリーも増えるのです。
聞き上手の方は決まって、相づちの種類が豊富です。
あなたは「なるほど」「そう、そう」「はい、はい」のだけのようなワンパターン化していないでしょうか?
最初にでお伝えしたように、話し手(相手)の立場になって意識してみると、
「話している時の心地よさ」
が大きく違ってきて、
「また、あなたに会いたい!」
と思われることがわかるでしょう。
このようにデリケートなことではありますが、相手の反応が良くなったり、良い印象を与えられるのであれば、ぜひとも実践したいテクニックですね!
もちろん、相づちは仕事でも、恋愛でもかなり効果的な手法がお分かりになったと思います。
また、以前に書いた【「魅力」がある人、ない人の違いとは!?】というブログもご覧下さい。
一気に解決できるキッカケをつかめるはずですよ!
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