現代は複雑な人間関係に悩んでいる々が多いのではないでしょうか?
特に多く見られる傾向として、自分の考え方、感情、価値観、それから問題意識を正直に誠実に伝えることをしていない、などなどが見受けらるという点があります。
最近はFacebookやLINE、Twitterなどなどの「SNS」などで色々なイベントの誘い、交流会の案内がたくさん来る経験をされている方々も多いと思います。
私も色々な方にイベントや交流会のお誘いをたくさん頂きます。
また、私自身も以下のイベントを主催開催しています。
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例えば、SNSで繋がっている友達(押し付けがまし人、しつこい人)にイベントや交流会に誘われたとします。
でも、実はあなたは気乗りしていなかったので、いつも何らかの理由をつけて毎回断っていました。
そして、またその友達からイベントの誘いがありました。
目次
ケース①
友達「今回はね、おいしいイタリアンのお店で交流会をするのよ。是非あなたに参加して欲しいの!一緒に行ってくれるわよね?」
ここで、あなたは「気乗りがしない。」ということを伝えずに…、
あなた「そうですか。うれしいな。でも私、イタリアンはちょっと苦手で…。」
と、問題をすり替えて伝えたとします。
その場は逃れられるかもしれませんが、きっと後日には…、
友達「◯◯さんはイタリアンは苦手だったのよね?今回は中華料理だから一緒に行きましょうよ!」
と、こうなるわけですね。(笑)
ケース②
今度は、姑が苦手と思っているお嫁さんがいたとします。
姑「今度遊びに行きますね〜!△△ちゃん(子供:姑にとっての孫)、大きくなったかしら〜?」
嫁「ありがとうございます。(本当は色々おもてなしするのがしんどくて嫌だな…。)」
このようなことは、”正直な気持ち”をちゃんと伝えることができていないために起こる問題です。
先ほど紹介した【ケース①】の、SNSの友達に対する対応の中でも始めの段階で、
「実は仕事が終わった後や休みの日の時間は、英会話の勉強と、趣味のスポーツなど感性を磨くことに使いたいんです。お誘いは本当にありがたいのですが、2カ月に1回ぐらいのお付き合いにでしたら参加させて頂きますね。」
という感じで、気乗りがしない本当の理由を「相手の気持ちに配慮」しつつ率直に、誠実に伝えることができていれば…、
あなた「次回誘われたときにどうやって言い訳をしようかな?」
というような、ややこしいことを考えずに済むでしょう。
【ケース②】の嫁姑問題にしても、こんな風に伝えることはできるはずです。
「お母様が色々気にかけてくださるのは本当に嬉しいのですけど、◯◯(子供)が、お婆ちゃん言えばなんでも買ってもらえると勘違いし始めていて、おもちゃをどんどん買い与える関わり方は、正直困っているんです。
また、物を色々頂くお気持ちは本当にありがたいのですけが、物が豊かな現代、子育て中の私たち夫婦に一番足りないものは、自分たちの時間と、あとは物を置く、家の広さです。
わがままで生意気なことを言うようで申し訳ないのですが、物を色々頂くよりも、実は、子供を預かってくれるとか、私たちの一番困っていることをサポートしていただける方が、実はよほど嬉しいのです。わががまなことを言ってすみません。」
この内容をお嫁さんが言えないのであれば、お嫁さんに変わり「ご主人」が代弁をすると良いでしょう。
これは「代理人」を立てるというやり方です。
ある意味、「複雑な人間関係」の場合は、自分のコミュニケーションの仕方によって生み出されています。
複雑な人間関係ができてしまった原因の半分は、自分自身にあると考えてみる必要があると考えると改善や成長ができます。
もちろん、相手が良かれと思ってやっていることに対して、相手の気持ちにも配慮しながら、正しく批判するのは、コミュニケーションスキルの中では高度な対応が必要になるでしょう。
また、相手があなたに要求している事柄を「聞き上手」になって聞き出すことも大事なことです。
これらの内容のコミュニケーションは学校では教えていませんので、何も学ばずに、何も努力せずにできるようになる内容では無いと思います。
よく考え、場合によっては何度もよくリハーサルをして、きちんと伝えることが大切になります。
先ほど、「全部が自分の責任ではなくて、半分が責任です。」と言ったかいうと、このような人間関係ができてしまう理由のもう半分は、やはり”相手側にも原因がある”からなのです。
相手に対して素直に本当の気持ちを伝えても、それを無視されてしまったり、あなたの気持ちなどお構いなしに自分の都合を押しつけてくるような人が周りにいると、どうしても「嘘も方便的な対応」をせざるを得なくなるのです。
私も、これは仕方のないことだと思っています。
しかし、一番恐ろしいことでこの「嘘も方便」に慣れてしまうと、『本当の味方』が作れなくなってしまうことがあるのです。
味方になってくれる人、または「味方になって欲しいと思う人」には、やはり本音を伝える必要があると思うのです。
本当の気持ちは「困っている…。」と伝えることです。
この作業をすること初めて、
相手が本当に味方になってくれる人かどうかが解る。
ということです。
厳しいことを言うと…、
すべての人があなたの味方になってくれるわけでない…。
ということです。
自分のことで精神的に余裕がなく、他人のことを労る余裕なんて全くない人や、人間的に未熟で、自分の都合を押しつけてくる人はたくさんいます。
そのようなときに「嘘も方便的な対応」をすることも、生きる知恵だとは思っています。
しかし、皆さんに肝に銘じて絶対に忘れて欲しくないことがあります。
それは、「嘘も方便」が、いつしか、嘘が大抵の場合に方便にならないようにすることです。
元々味方になってくれるはずの人まで、自分が本音を言わないことで失ってしまっては、本末転倒になってしまうことあしからず。
この話は「わかる人」だけ読んでもらえば嬉しいです。
ありがとうございました。
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