4月26日(土)13:00〜「職場の人間関係に特化した聞き上手ワークショップ」(部下から信頼を得る・上司向け)を開催します。
そこで、今日は「部下の信頼を得るのに、なぜ聞き上手になることが必要なのか!?」についてお話をしたいと思います。
まず、上司であるあなたが部下と話している状況を想像してみましょう。
話している時間は上司であるあなた、それとも部下のどちらの方が長いでしょうか?
目次
命令型マネージメントとコーチング型マネージメントとは?
指示や命令型マネージメントをしていればあなたが話している時間が長いでしょう。
しかし、話を聞いたり、質問を投げかけるコーチング型マネジメントをしていれば部下の方が話している時間が当然長くなりますよね?
この場合、どちらが良いか悪い、正しいか間違いではなく、”どんな人材を育てたいか?”によって対応の仕方が変わるのです。
自分で考える「自立型の人材」(部下)を育てたい場合は、部下が話す時間を増やすことが大事になる。
そこで、その場合もっとも大事なのが、”部下の意見を一旦受け取る”ことです。
部下が上司に対して勇気を出して意見を言ったのに「それは違うよ!」とか「君はわかってない!」と否定されたら二度と話す気にはならないのだ。
部下が発言した意見に対して、「なるほど、君はそう考えているんだね。」というと良いでしょう。
もしも、あなたが部下の考えや意見に納得できないのであれば一旦受け取った後で、「なるほど、ちょっと気になったことを言ってもいいかな?」と確認を取ったうえで伝えるようにしてみてください。
これは部下に対して下手にでたり、部下を甘やかすためではなく、部下が”自分で考える”という「自立型人材」に育てるための対応法なのです。
自立型人材を育てる注意点
ここで注意すべきは、あなたの中にもし「正解」があったとしても、「私は”自分と違う答え”は受け付けない。」という気持ちがある場合は”部下に対して意見”を求めない方がいいということです。
もし、部下が「上司が思っている答えと”違う答え”を言ったら嫌われる…。」と知っていたら、部下はあなたが望む答えを探して回答するようになってしまうのだ。
これは「自立型人材」を育てることにはならないし、部下の精神衛生上よろしくないのだ…。(汗)
だから「自立型社員を育てたい!」ということは、もうやめて「指示命令」のマネジメントにシフトチェンジしてあげたほうが部下のためにも良いのだ。
ただし、その部下が”指示待ち社員”になってしまうことは言うまでもない…。そのこともしっかりと受け入れていて頂きたい。
また、人の意見を聞くと「私的にもそう思います…。」と「私的の話」をしたがる人がいる。
しかし、そう言う部下が「自分で考えて話す習慣」を身に付けるのは本当に難しいと思う。
そもそも「上司が話してる時間」は「部下が話していない時間」だから、二人同時には話せないのだ!(笑)
そして、経営者は常に自社の管理職がどんな人材を育てているか?をしっかり観察して行くことに集中してみてください。
ですから、厳しいことを言えば「部下のあり方」を見れば、”上司のマネジメント”が分かるのです。
自分の意見をハッキリ言える部下がいる上司は「聞き上手」で「コーチング」ができていると言うことです。
部下との信頼関係を深め「自立型人材」に育てたいと思う方は4月26日(土)13:00〜「職場の人間関係に特化した聞き上手ワークショップ」(部下から信頼を得る・上司向け)にぜひお越し下さい!
皆さんのお越しを心よりお待ちしております。
☆人気ブログのランキングに参加しています。
1日1回、ポチッとクリックお願いします!
☟ポチッ【プロポーズさせニストの宮 弘智のブログ】は現在何位!?
人気ブログランキングへ
↑いつもクリックして頂き、ありがとうございます!