私の元に寄せられる相談内容で「彼に”結婚相手”として選ばれない…。」という悩みを抱えた女性も多い中で、そのような女性の特徴と言えば彼との関係が”友達以上恋人未満”という関係が続いているということです。
そのような女性は結局、結婚相手として彼に選ばれないスパイラルにはまっているようなのです…。(汗)
今日は【結婚相手に選ばれる女、選ばれない女《結婚相手として選ばれる女の条件》と題して、複数の女性の中から”自分を選んでもらうための判断基準”をお話したいと思います。
また今日は、彼にプロポーズされて結婚するために、極めて強力な武器になる「バトナ(BATNA)」について解説したいと思います。
◆彼に結婚相手として選ばれるための考え方の「バトナ」とは?
この「バトナ」について話す前に、ある女性のケースをお話しましょう。
A子(30歳)は彼と付き合って3年が経ちました。
でも、付き合っていると言っても彼との関係は”友達以上恋人未満”の関係で、デートをしたり、エッチをしたり、他人から見れば良いカップルに見えます。
しかし、彼は他に付き合っている女性が「A子」「B子」「C子」の3人いました。
・A子はお笑いが好きで元気で「女子に人気があるタイプ」
・B子は美人で社交的でSNSをガンガンやっている「八方美人タイプ」
・C子は男の扱い方が上手で、聞き上手・質問上手・気づかせ上手の「年上あげまんタイプ」
そう、彼は三つ又をかけていたのです。
彼も「A子、B子、C子の女性と結婚したらいいのか?」と真剣に悩んでいました。
そこで彼は結婚するなら…、
「一緒にいて安心できる女性は?」
「自分が困っているときに支えてくれる女性は?」
「一緒にいて楽しそうな女性は?」
「経済的にまだ苦しいので、共働きをしてくれる女性は?」(彼の年収300万円)
などと考えました。
さて、どの女性が彼の結婚相手に選ばれるか一緒に考えてみてください。
いかがでしょうか?
男でも女でもよく「どのような異性と付き合った方が良いか?」とあれこれ考えると思います。
これは結婚に限らず、何か品物を買うとき、物事を決断をするときには「あいみつ」を取りますよね?
ビジネスでも、「仕事をどっちの業者に依頼した方が得をするか?」をちゃんと考えますよね?
ですから、彼女たちが取るべき行動は、「彼の結婚対象になるための行動」なんです。
彼はA子とB子とC子に、♂「結婚しても仕事は続けようと思っているの?」と聞いていました。
すると…、
A子「え〜!?私は自由になりたいから、仕事は辞めたいわ〜!」
B子「私はお笑いライブにも行きたいし、趣味にお金を使いたいから仕事はするな…。」
C子「そうね…妊娠したらさすがに働けないけど、できる限り仕事はしたいわ!」
そもそも、彼がどうして♂「結婚しても仕事は続けようと思っているの?」と聞いきたのか?その意図は皆さんにお分かりでしょうか?
以前に【女性との出会いに対して積極性に欠ける男性の本当の原因は「収入面」(仕事・お金・経済的状況)】というブログの中でも書きましたが、経済的に余裕がなかったり自信がないと彼女に対して…
(僕は君と結婚しても君を養っていく余裕はないんだ。
君も働いてくれないと「君との結婚」は考えられないんだ。
だから、君が結婚しても仕事をするかを確認させてくれ。)
というメッセージを投げかけているのです。
結局、年収300万円の彼はA子やB子にくらべて、”子どもができるまで一緒に働いてくれる”と言っている、結婚後のことを考えているC子を結婚相手に選ぶのです。
ちなみに、B子も「働く。」と言っていますが、B子は”自分のための娯楽や趣味のため”に働くと言っているんです…。
この「彼が結婚相手に選ぶ条件」という問題において、一番初めにやらなければならないことを教えます。
◆複数の女性(複数の選択肢)の中から、彼に選ばれるためにすること(合意)とは?
それは、3名の女性の中(複数の選択肢)から「プロポーズ」(合意)してもらい結婚してもらうことなんです。
もし、A子にプロポーズして結婚することが、「他の女性を選ぶ中で一番良い条件かどうか?」と比較して、彼にとって”何らかのメリット”があるのであればA子にプロポーズして結婚するでしょう。
しかし、A子にプロポーズして結婚することよりも、他の女性の中で「一番良いメリットがある女性」がいれば、彼はA子にプロポーズして結婚はしないんです。
このように「A子にプロポーズして結婚する。」という選択の他に、”彼にとって一番良い選択肢”のことを『バトナ』と言います。
《バトナとは?》
「相手の提案に合意する以外の選択肢の中で、一番良いもの」という意味。
彼にとって結婚するのに一番良い条件の女性の「バトナ女子♀」は、あげまんのC子ということになります。
厳しいことを言いますが、彼にプロポーズされて結婚相手に選ばれる以外も何人かの女性がいる場合には…
♂「僕は君と結婚しなくても別の女性と結婚するので、”僕が提案する条件”ではなければ君にはプロポーズしないし結婚もできない…。」
と考えを持っているのです。
これは男性に限らず、女性も同じことを考えいると言えるでしょう。
ですから、女性も結婚をするのに一番良い条件の男の「バトナ男子♂」を探しているってことになりますからね。
※これは結婚や婚活に限らずビジネスにも精通しますからね〜
◆最後に
男は結婚を決断するためには「勢い」と「できる限りの選択肢」 を持つことを考えます。
女性は子どもを産める年齢に限りがあります。それに比べて男は「結婚できる年齢の幅が長い」んです。
ですから、【良い男は「探す時代」から「育てる時代」です。】にも書きましたが、結婚相手を「探す時代」から「育てる時代」になるでしょう。
厳しいことを言いますが、30歳を超える女性が結婚するためには「合理的な交渉」を身に付けていかないと、プロポーズされるどころか婚期が遅くなる時代になるでしょう。
ですから、
・彼にプロポーズされて結婚するには、他の女性よりも自分が選ばれるように行動すること。
・彼の話を「聞き上手」になって聞き出し、彼の立場や望みを理解すること。
・そして、彼からプロポーズされて結婚するための「交渉術」を進めること。
この結婚するのための「交渉術」については、次回のブログでお話したいと思います!
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